2007年01月24日

ディパーテッド

なぜかアカデミー賞に恵まれない監督マーティン・スコセッシの最新作。
なんでもあの香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッド版なのだそうです。
インファナル・アフェアはとっても評判の良かった映画ですが、まだ見ていないので、ハリウッド版の出来が劣ったとしても気にならないというアドバンテージがあったので、気楽に見に行きました。(笑)

ディパーテッド
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ 、マーティン・シーン
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ウィリアム・モナハン
音楽 ハワード・ショア

<あらすじと感想>
舞台はアメリカ。貧困と犯罪が渦巻くボストンの南部。
犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業した。しかし警察での初日に呼び出され、いきなり極秘の「マフィアへの潜入捜査」の特命を受ける。
もうひとり同じ日に警察に入ったコリン(マット・デイモン)は、いきなり刑事に抜擢される。
エリートコースにのったコリン、実は幼い時から地元のマフィアのボスであるコステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ち、警察内部の情報をコステロに流す為に警察官になった男だった。
お互いに素性を知らないビリーとコリンのスリリングな戦いが繰り広げられる。
果たして勝つのは誰だ?・・・・ハードボイルドです。
マフィアのボス役のジャック・ニコルソンの役は演出過剰で気持ち悪る過ぎでした。
アクション映画に備えて、鍛えに鍛えたレオ様とマット・デイモン、どちらも体はかなり絞り込んでいるのに顔だけシェイプアップ出来ていない為、ちょっと似て見えます。(笑)
更にレオ様は苦悩の男を熱演するあまりなのか、眉間の皺が普段でも消えず常に気難しい顔になっておりました。あの眉間の皺、ずっと取れないのではないかと心配してしまいました。
映画は原作が名作とあってそれなりに面白かったです。
インファナル・アフェアを既にご覧になっている方は、この映画とは完全に別の映画だと思って見れば楽しめると思います。

それにしてもこの2人顔がぽっちゃりで区別つきにくくなってる・・・
レオ様、少年の頃のすっきり顔に戻って!!
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2007年01月19日

第64回ゴールデングローブ賞

アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞授賞式が1月15日に開催されました。ゴールデングローブ賞は映画好きのchicaが必ずチェックする映画賞のひとつです。
今年は「バベル」、「ドリームガールズ」、「クイーン」がおもしろそうですね。

***第64回ゴールデングローブ賞主要部門受賞結果***

○最優秀作品賞(ドラマ部門) →「バベル」
ノミネート
「Bobby/ボビー」
「The Departed/ディパーテッド」
「Little Children/リトル・チルドレン」
「The Queen/クイーン」

○最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ部門) →「ドリームガールズ」
ノミネート
「Borat/ボラット」
「The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔」
「Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン」
「Thank You for Smoking/サンキュー・スモーキング」

○最優秀監督賞 →マーティン・スコセッシ「The Departed」
ノミネート
クリント・イーストウッド「Flags of Our Fathers」
クリント・イーストウッド「Letters from Iwo Jima」
スティーブン・フリアーズ「The Queen」
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ「Babel」

○最優秀主演男優賞(ドラマ部門) →フォレスト・ウィテカー「The Last King of Scotland」
ノミネート
レオナルド・ディカプリオ「Blood Diamond」
レオナルド・ディカプリオ「The Departed」
ピーター・オトゥール「Venus」
ウィル・スミス「The Pursuit of Happyness」

○最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門) →サシャ・バロン・コーエン「Borat」
ノミネート
ジョニー・デップ「Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest」
アーロン・エッカート「Thank You for Smoking」
キウェテル・イジョフォー「Kinky Boots」
ウィル・フェレル「Stranger Than Fiction」

○最優秀主演女優賞(ドラマ部門) →ヘレン・ミレン「クイーン」
ノミネート
ペネロペ・クルス「Volver」
ジュディ・デンチ「Notes on a Scandal」
マギー・ギレンホール「Sherrybaby」
ケイト・ウィンスレット「Little Children」

○最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門) →メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」
ノミネート
アネット・ベニング「Running with Scissors」
トニ・コレット「Little Miss Sunshine」
ビヨンセ・ノウルズ「Dreamgirls」
レニー・ゼルウィガー「Miss Potter」

○最優秀助演男優賞 →エディ・マーフィ「ドリームガールズ」
ノミネート
ベン・アフレック「Hollywoodland」
ジャック・ニコルソン「The Departed」
ブラッド・ピット「Babel」
マーク・ウォルバーグ「The Departed」

○最優秀助演女優賞 →ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
ノミネート
アドリアナ・バラサ「Babel」
ケイト・ブランシェット「Notes on a Scandal」
エミリー・ブラント「The Devil Wears Prada」
菊地凛子「Babel」

○最優秀外国語作品賞 →「硫黄島からの手紙」(アメリカ)
ノミネート
「Apocalypto/アポカリプト」(アメリカ)
「The Lives of Others/善き人のためのソナタ」(ドイツ)
「Pan's Labyrinth/パンズ・ラビリンス」(メキシコ)
「Volver/ボルベール」(スペイン)

○最優秀アニメ賞 →「カーズ」
ノミネート
「ハッピーフィート」、「モンスター・ハウス」

○最優秀脚本賞→「クイーン」
ノミネート
「バベル」、「ディパーテッド」、「リトル・チルドレン」、「Notes on a Scandal」

○最優秀音楽賞 →「The Painted Veil/五彩のヴェール」
ノミネート
「バベル」、「ダ・ヴィンチ・コード」、「The Fountain」、「Nomad」
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2006年12月20日

理想の女(ひと)

濃厚系悩殺クイーンのスカーレット・ヨハンソンキスマークと、薄幸系ヘレン・ハントが主演の映画です。
スカーレットが純真無垢な若い人妻、ハントが恋愛マスター、ファム・ファタル役です。カチンコ
(個人的にはヘレン・ハントの鼻声ではファム・ファタルにはなれないような気がします。魅惑的な声も運命の女の必要条件ですものね。)

A Good Woman 黒ハート
監督:マイク・バーカー
原作:オスカー・ワイルド
出演:スカーレット・ヨハンソン、ヘレン・ハント、トム・ウィルキング
2004年スペイン・イタリア・イギリス・ルクセンブルク・アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台は1930年イタリアの高級別荘地アマルフィ。リゾート
度重なるスキャンダルでNYの社交界(の奥方達)から追い出されるようにしてヨーロッパに来た奔放で魅力的な女性ステラ・アーリン(ヘレン・ハント)。起死回生を狙う彼女はそこで社交界の新婚おしどり夫婦ロバートとメグと出会う。ムード
間もなくアーリンとロバートとの関係が噂され、社交界に波紋を呼ぶことに・・・純真な新妻メグは名うての悪女アーリン夫人に翻弄されてしまうのか・・・
噂に華を咲かせて退屈な生活を紛らわそうとするご夫人達、密かにメグを狙うプレイボーイのダーリントン卿、アーリン夫人に思いを寄せる資産家・・・と様々な思惑がうごめく優雅で華やかな社交界の人間模様が描かれております。
お金持ちは暇ですから、噂話が大好きなのですね。人間暇だと何をしだすかわかったものではありません。社交界はきらびやかではありますが、実態はどんなに無法地帯だったのでしょう・・・考えると怖くなります。ぶるっ
原作はオスカー・ワイルドの「ウィダミア夫人の扇」その名の通り、扇がお話の鍵となる洒落たお話です。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)
余談ですが、なんで英語の映画タイトルがA Good Womanなのかしら?原作の題名は
Lady Windermere's Fanなのに・・・アメリカの映画制作者達ってセンスが無いわね。
日本語タイトルの「理想の女」も英語タイトルから来ているとおもうけれど、私は「ウィダミア夫人の扇」というタイトルの方が好みです。ぴかぴか(新しい)
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2006年12月18日

スパングリッシュ

他人事とは思えないタイトルだったので思わず見てしましいました。(笑)

スパングリッシュ晴れ
SPANGLISH
監督:ジェームズ・L・ブルックス
脚本: ジェームズ・L・ブルックス
音楽:ハンス・ジマー
出演:アダム・サンドラー、ティア・レオニー、パズ・ヴェガ映画
2004年 アメリカ
スパングリッシュ.jpg
<あらすじと感想>
舞台はアメリカ、夫に出て行かれてしまったフロール(パズ・ヴェガ)は幼い娘と2人故郷のメキシコを離れロサンジェルスへの移住を決意した。
英語が話せない彼女が小さな少女の手をひいてたどり着いたのはLAびヒスパニック街。リゾート
彼女はアメリカの中のメキシコで2年間暮らしたのち、娘の教育費のことを考えてスペイン語圏を飛び出して仕事を見つける事を決意した。
そして有名なシェフ、ジョン(アダム・サンドラー)の家の家政婦として働くことになる。裕福で幸せそうなジョン一家だったが、ジョンの妻デボラ(ティア・レオニー)は職を失ってノイローゼ気味で、彼女と小太りで冴えない一人娘との関係はぎくしゃくしていた。元歌手だったという彼女の母はアル中・・・とそれぞれに問題を抱えていた。猫
スペイン語しか話せないフロールは日々奮闘していたが、仕事先だけではなくアメリカの文化を存分に吸収して育った愛娘との間にも次第に溝が出来て・・・
ラテン魂を持つフロールという女性を通して、2つの家族のありようが変化し、家族の絆が強まって行くというストーリーはちょっとテンコ盛りかなとは思いますが、笑える&じんと来るエピソード満載です。いかにもアメリカ的ですが良く出来たお話ですかわいい
さすがは「恋愛小説家」のブルックス作品です。

主演のパズ・ヴェガは「カルメン」で見た時よりも地味な役柄ながら女っぷりが上がっておりました。キスマーク 撮影時彼女は英語が話せず、全て通訳を通じての演技、撮影だったとのことですが、今やラテン美女の代名詞ペネロペ・クルスと並んで今後彼女もハリウッド映画に意欲的に出てくるのでしょうか?
この映画でかなりのコメディエンヌぶりを発揮しているのはデボラ役のティア・レオニーです。あまりになりきっているので痛々しかったです。
フロールとジョンの叶わぬ恋もありますが、世の中をわきまえるキチンとした女性として描かれているフロールは、娘との未来をちゃんと考えて、ジョンの気持ちもちゃんと受け止めた上で、彼との恋を実らせずに「未然」に去って行きます。フロールは自分で決断する強さを持つ、強くて良識ある女性として描かれています。
そんな母親の素晴らしさを理解し、母親同様に素敵な女性に成長する娘の言葉にラストはきっと感動するでしょう。ぴかぴか(新しい)
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2006年12月17日

エヴァの匂い

いまだ健在の伝説の女優ジャンヌ・モロー主演の映画です。キスマーク
彼女は美人の範疇からはかなりそれておりますが、フランス女性ならではの独特の魅力と自信に満ち溢れた吸引力の強い女性です。ジャン・コクトーは彼女のことを「スフィンクス」と呼んでいたそうですが、云い得て妙です。
個人的にこの時代のお洋服やヘアスタイル、とても好きなので、ファンションも楽しめました。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)

エヴァの匂い
監督:ジョセフ・ロージー
原作:ジェームズ・ハードリー・チェイス
脚本:ヒューゴ・バトラー、エヴァン・ジョーンズ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ジャンヌ・モロー、スタンリー・ベイカー、ヴィルナ・リージ、リザ・ガストーニ、
1962年 フランス 映画
<あらすじと感想>
舞台はイタリアのベネチアとローマ。社交界で浮き名を流し、男性を虜(カモ)にして生きている究極のファム・ファタル、エヴァ(ジャンヌ・モロー)と、ふとした出会いから彼女に魅入られてしまったイギリスの炭坑町出身の人気作家をメインにしたお話です。
白黒の画面がゆっくりとベネチアの大運河を映し出す光景からして、退廃的なムードが漂います。エヴァの妖艶な眼差しに翻弄される男達、彼女の行くところ常に新しい獲物が現れる・・・。登場人物が全てエトランジェであるため、彼らには生活観と言うものが無い、
美しい恋人をライバルから奪い取り結婚した作家だったが、妻の出張中に奔放なエヴァとベッドを共にしているところを出張していたハズの妻に見つけられてしまう。カチンコ
妻は逃げるようにその場を立ち去り自殺。作家は永遠に妻を失い、同時にエヴァからも失望されてしまう。妻を失った彼は、惨めにもエヴァを追いかけ回す。
そんな作家にエヴァは言い放つ、「みじめな男!」
こんなセリフを言い放っても凛としていて魅力的、ジャンヌ・モローはさすがです。
彼女の退廃的な色香が、香水が、煙草の残り香が、モノクロームベニスの街に匂います。ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
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2006年12月14日

ダンシング・ハバナ

先週日曜日、日芸の卒業制作展覧会に行こうと思ったらなんと日曜日は展示がお休みでした。その代わりに大学では日芸演劇部ダンス課の発表会を開催していたので、それを見てきました。(最近ダンスに呼ばれているような気がします)るんるん
と言う訳で、12月第一弾にご紹介する映画はダンス関係のものを・・・
パトリック・スウェイジ主演伝説のダンス青春映画Dirty dancing(笑)の続編である、ダンシング・ハバナをご紹介します。カチンコ
(主演がスペインの人気若手俳優ディエゴ・ルナだったので見ました)
DIRTY DANCING: HAVANA NIGHTS
監督:ガイ・ファーランド
出演:ディエゴ・ルナ,ロモーラ・ガライ、セーラ・ウォード,ジョン・スラッテリー
アメリカ 2004年
<あらすじと感想>
時は1958年、舞台は革命前のキューバ!リゾート 晴れ
高校生のケイティ(ロモーラ・ガライ)は親の転勤で家族と一緒にキューバへ。当時のアメリカ人達はまるで彼らが特権階級であるかのように振舞うっており、地元の市民達の間に交流も無く、「隔離されたパラダイス」でほぼアメリカと変わらぬ生活をしていた。
優等生のケイテイの両親は元社交ダンスのチャンピオン、彼女も社交ダンスには多少の覚えがある身、たいくつな日常生活から抜け出すため、ホテル主催のダンス教室に顔をだしたりしていた。(ここの先生役がパトリック・スウェイジ(笑))わーい(嬉しい顔)
新しい生活にもスノッブな仲間達にも馴染めないケイティはある日、街中で楽しそうに踊る市民達をみかけ魅了される。ハバナの街ではいたるところでキューバ音楽や、ダンスをしている人がおり、彼らは生きるということを心から楽しんでいるように見えた。
そんなハバナの町の真の姿を見つけた彼女、そこで出会った生き生きとダンスを踊る青年ハビエル(ディエゴ・ルナ)に心を奪われる
実はハビエルは彼女の住んでいるホテルの従業員として働いており、革命運動に加担していたと誤解され射殺された父親、革命運動に身を捧げる兄のかわりに家庭を支えていた。
アメリカから来た特権階級のお嬢様と地元青年の恋は許されるはずもなく、ちょっと親しくしただけでハビエルはホテルの仕事をクビにされてしまった。
それでもケイティは街でみかけたハビエルの自由で喜びに満ちたダンスが忘れられず、彼のアメリカに亡命したいと言う希望とあいまってホテル主催の賞金付きの「ダンス大会」に出場することに・・・

主演のディエゴ・ルナ、決してハンサムではないけれどキュートな顔立ちで、社交ダンスも上手くないけれど踊ってる姿がとても自然で楽しそう。(彼はラテン的な過剰なセクシーダンスを踊っても過剰なホルモンが出ない。不思議と爽やかです)
彼のまるで少年のような笑顔にケイティじゃなくても、クラッと来るかも。
一方ケイティはダンスが上手だから主役に採用されたような感じです。
ハバナの革命と動乱の中、ダンスを通して通じ合う二人・・・
絵に描いたようなダンス青春映画です。映画
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2006年11月30日

Ecole

フランス映画、しかもかわいらしい少女達が森の中で他の世界と遮断されて生活しているある学校(エコール)のお話と聞いて興味をそそられたchica、ポスターも可愛かったので早速映画館に出かけてみました。映画
エコール Ecoleビル
監督・脚本:ルシール・アザリロヴィック
原作:フランク・ヴェデキント
出演:マリオン・コティヤール、エレーヌ・ドゥ・フジュロール、ゾエ・オークレール、ベランジェール・オーブルージュ、リア・ブライダロリ
2004年 ベルギー、フランス、イギリス合作
<あらすじと感想>
舞台は森の中、きっとフランス。
7歳から12歳までの6人の少女たちが開いた棺に入っていたのは「新入りの少女」イリス。最年長のビアンカがイリスにみんなとお揃いの白いシャツとスカートを着せてくれる。リボン
「一番小さい子は赤よ」と髪にリボンをつけてくれる。彼女達には年の順に違う色のリボンを付けるルールがあるようだ。何がなんだか判らない雰囲気に「お家に帰りたい」とつぶやくイリス。彼女は他の6人の少女たちと「3番」の寮で暮らすことになっていた。家
少女達は外の世界と高い塀で隔絶された森の中にある寮(全部で5つある)に住み、森の中にある年齢別に分かれた学校でダンスと生物の授業を受ける。
この森になぜ連れてこられたか判らぬまま、イリスの生活は始まった・・・
同じ日に来た同じ歳の女の子が逃げようとして死んでしまった。「逃げると一生この森にいて少女達の世話をしなければならないのよ」とささやき会う少女達。そういえば寮生活をお世話する老女が数名いるし、学校の先生も昔逃げようとして罰として足を折られらしい・・・
なにやら不気味な雰囲気の中、清らかなる少女達はひたすら無垢な状態で成長していく。かわいい
このお話フランク・ヴェデキント「ミネハハ」という小説が原作らしい。きっとロリータ小説に違いない。
白い制服(ぴちっとした白のブラウスにテニススコートのような白の短いプリーツスカート)の少女達が湖で水遊びしたり、バレエを踊ったり、森でかくれんぼしたり・・・ロリータ趣味の人でなくてもそのミステリアスかつエロティックな世界にどぎまぎ&そして時々眠くなります。

生物の先生エディットは「青い夢の女」に出ていたレーヌ・ドゥ・フジュロール、ダンスの先生エヴァはTaxiのマリオン・コティヤールだった。新進若手女優がこんなマニアックな映画に出ているあたりとてもフランスらしいです。ぴかぴか(新しい)
退屈しちゃうかもしれませんが、ハリウッドでは撮れない映画です。カチンコ
私は最年長の少女ビアンカのまっすぐで筋肉もないような「すんなりした」長ーい脚に魅了されました。猫
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2006年11月28日

THE BLACK DAHLIA

11月上旬にamigasと見た映画です。
やっと感想書きました。たらーっ(汗)
あのL.A.コンフィデンシャルの原作者ジェイムズ・エルロイの作品しかも実在した事件を題材にしていると言うことで期待感が高かっただけに、映画の作りには不満が残りました。
原作に対するレスペクトが足りないとでも言うのでしょうか。(原作読んでないけど・・・)
ちょっと表現が浅かったという印象ですが、主演のジョシュ・ハートネットはとっても素敵でした。彼の顔、chicaの好みのタイプではないのですがスクリーンの中の彼は魅力的でした。ぴかぴか(新しい)

ブラック・ダリア THE BLACK DAHLIA
監督:ブライアン・デ・パルマ 
原作:ジェイムズ・エルロイ 
出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク 
2006年 アメリカ
<あらすじと感想>映画
舞台は1940年代のLA。リゾートダウンタウンの空き地で身体を腰で切断された女の惨殺死体がみつかった。ハリウッド・スターを夢見ながら大都会の暗闇に葬られたその女の死体を人々はブラック・ダリアと呼んだ。
冷静なブライカート刑事(ジョシュ・ハートネット)と先輩で熱いブランチャード刑事(アーロン・エッカート)がこの事件を担当することになった。
2人の若い刑事が真相を追い求めるが捜査線上に浮かび上がる謎に翻弄されてゆく。
謎めいた事件に華を添えるのはブラック・ダリアと良く似た大富豪の娘マデリン(ヒラリー・スワンク)、そしてブランチャード刑事の恋人ケイ(スカーレット・ヨハンソン)の2人だが、どうもヒラリー・スワンクの「圧倒的な美しさ」というのが映像的に伝わって来なかった。日本人なら彼女より死体となったミア・カーシュナーの方が親しみやすい容姿に違いない。
一方、スカーレット・ヨハンソンはお得意のクラッシックなスタイルが良く似合い、グラマラスな肢体をこれでもかと見せ付けるシーンも多く、魅力満点でございました。ヒラリーではなく、彼女の方こそファム・ファタルに相応しいです。

物語はマデリンと彼女の一族にまつわる秘密のお話。映画業界の隆盛期、夢を追い求めてやってくる若い女の子達、一角千金を狙うプロデューサー達、ギャング、刑事、魑魅魍魎がうごめくハリウッドで起こった様々な物語を凝縮したお話なのです夜
成功の影に闇があり、その闇は関わる人々の運命をも狂わせ、決して逃れることは出来ない・・・。人間の脆さ、怖さを「裕福な家族の隠された悲劇」としてセンセーショナルに扱っていますが、この映画がどこまで原作の怖さやグロテスクさを伝えているか疑問です。ブライアン・デ・パルマ監督だけあって映像は良かったと思います。
バーの歌手としてK.D.ラングが出ていたのがツボでした。バー
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2006年11月27日

プラダを着た悪魔

やっと仕事が落ち着いて終電に間に合わないなんて事がなくなり、映画の感想を書く余裕が出てきましたので、たまっている映画のレポートを徐々に発表していきたいと思います。(あくまでも徐々に・・・)カチンコ

プラダを着た悪魔 Devil Wears Pradaカバン
2006年 米国
監督:デヴィッド・フランケル
原作:ローレン・ワイズバーガー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
音楽:セオドア・シャピロ
衣装:パトリシア・フィールド
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンレイ・トゥッチ、サイモン・ベイカー、エイドリアン・グレニアー
<あらすじと感想>
舞台はニューヨーク。ジャーナリスト志望のアンディ(アン・ハサウェイ)は新聞・雑誌社に片っ端から履歴書を送りつけた。
やっと来たのは人気ファッション雑誌「RANWAY」の編集長アシスタントの面接に来てくださいとのお知らせ。キスマーク
堅物のアンディに志望とは畑が違ったが、ジャーナリストへの第一歩と思い意気込んで出かけた。面接では全く相手にされなかったアンディなのに女性編集長の気まぐれ(?)により奇跡的に採用されることに。
アンディは知らなかったがRANWAYのファッションエディター「補佐」の職は「百万人の女の子が羨望のまなざしを贈る」と言われる高嶺の華的なお仕事だったのだ。リボン
彼女を採用した上司は「伝説の編集者」として有名なミランダ・プリーストリー。ミランダは稀有の編集長であると同時に部下に無理難題を押し付け「プラダを着た悪魔」の異名をもっていた。ファッション界を全く知らなかったアンディがミランダに鍛えられ、仕事に忙殺されながら次第に変身してく、青春なお話しです。
アン・ハサウェイは目と鼻と口がとても大きいので顔に肌色の部分が殆ど無いのでは?といつも思ってしまいます。
彼女はこう言ったシンデレラストーリーっぽいコメディが良く似合う明るいキャラクターですね。まつげが長くて、笑顔がキュートです。
ミランダ役のメリル・ストリープは相変わらず演技が達者で、余裕と貫禄存分の女帝ぶりを楽しそうに演じていらっしゃいました。
一番のお気に入りキャラはナイジェル役のスタンレイ・ツッチ。あんな人がオフィスにいたら随分と助かるだろうなぁ。ああいう人、いて欲しいなぁと思わせるチャーミングなおじ様ぶりでした。
映画では極端に恐れられ、「鬼」「悪魔」と言われるミランダですが、私にとってはそんなに凄まじい存在とは思えません。
ヴァレンタインデー前日に「ぼくチョコ苦手だから虎屋の羊羹にしてね」と義理チョコあげるとも言ってないのに、平気で言うような上司に仕えていると、ミランダみたいな人が居ても特に不思議に思わないのかも知れません。
しかもミランダは仕事が出来、実績があるのですからある程度の(仕事上の)ワガママは納得が行きます。(あくまでも程度問題ですが、子供の忘れ物を取りにいかせる等のプライベートの用事を言いつける所は論外です。出来る男女関係無くNGだと思います)
プライベートの用事を頼み更に仕事もサエない上司なんて結構いるものですから、ミランダがそれほど酷いとはいえないなぁ・・と思って観ていました。
(既に私が特異なのかも知れません)
主人公達がパリに魅了される様子にはオードリー・ヘップパーンの映画の時代と少しも変わらないアメリカ人のパリへの無邪気な憧憬の念が余すところなく表現されておりました。バー
ラストもアメリカらしい、爽やかで楽しいコメディです。かわいい
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2006年09月25日

ダンス魂に火をつける映画「ライズ」

「この映画の中のダンスは早回しではありません」exclamation&questionと冒頭にテロップが出るという噂のダンスドキュメンタリー映画。渋谷のレイトショー上映をしていた時に是非見に行きたいと思っていながら結局行きそびれてしまっていた所、DVD化されたので早速借りてみました。CD
彼らのようには決して踊れないだろうし、ダンスの方向性がCHICAとは全く違うけれど、この映画を見てダンス魂にさらに火がついた気がします。黒ハート踊りたい!
RIZE ライズ
監督: デヴィッド・ラシャペル
出演: トミー・ザ・クラウン 、タイト・アイズ 、ドラゴン 、ミス・プリッシー
2005年 米国
Rize.jpg
<あらすじと感想>
ファッションカメラマンとして有名なデヴィッド・ラシャペルさんがアメリカ西海岸のスラム街で踊ることが生きる証のような若者達をフォーカスして撮影したドキュメンタリー映画です映画
ドラッグと拳銃とギャングによる暴力の絶えない街で生きると言う事は生易しいものではない。家族が刑務所に行くのがそれほど特別でない環境で育つ子供達がギャングにならずに成長するのは難しい。そんな中、元ドラッグディラーだったと自らが語る「トミー・ザ・クラウン」氏はピエロの扮装をしてダンスを踊るクラウン・ダンスを始めた。リゾート
お誕生会等のイベントでビジネスとしても成り立つシステムを確立すると共に、クラウン・ダンスを地域の子供達に教え、ダンスの楽しさを伝えている。
彼の始めたクラウン・ダンスはギャングになるしかなかった子供たちに、新しい未来、新たな可能性を提示した。若者たちはダンスを通じて、思い通りにいかない自分の人生への焦燥感、怒りなどを昇華させ、ドラッグや銃から自らを守り、ギャングから離れて生きていく道を見つける事が出来たのだった。
踊ることは彼にとって「生の証」。内包するエネルギーに満ち溢れ、社会に対する不満や怒りを爆発させる彼らの姿を見ていると、誰もがDANCEはLIFEそのものと感じるでしょう。美しく踊りたいと考える前に衝動から体が突き動かされるようなダンスは見ている者の心を荒々しく鷲掴みします。黒ハート
ダンサー達の衝動を見事に表現するラシャベルの映像と音楽に魅入られて、思わず一緒に踊ってしまいました。踊りながら映画を見るというのは映画館では出来ませんから、DVDになってから見て良かったのかも・・・(笑)
又、CHICAはダンサー達が施すメイクアップにも注目しました。単なるピエロのメイクの域を超えアートの世界に突入しています。特に絵筆を使うでもなく、タオルや手で美しいデザインのペインティングを顔に施していく彼らの才能に感心しました。
ただ激しいダンスシーンを映し出しているだけでなく、彼らが激しく踊れば踊るほど、内側に秘めた苦悩や米国社会の厳しい現実も伝わってくるそんなドキュメンタリー映画でした。
posted by Chica at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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