2007年02月15日

クィーン

ゴールデングローブ賞でヘレン・ミレンが主演女優賞に輝いたことで俄然注目が集まった本作品を見てきました。

クィーン THE QUEEN
2006年 イギリス
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本 ピーター・モーガン
音楽 アレクサンドル・デプラ
出演:ヘレン・ミレン、 マイケル・シーン、 ジェイムズ・クロムウェル、シルヴィア・シムズ、アレックス・ジェニングス
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<あらすじと感想>
舞台は10年前、1997年のイギリス。
8月31日にパリで交通事故の為ダイアナ元皇太子妃で逝去した。
この訃報を契機に「悲劇のプリンセス・ダイアナ」、「王室不要論」がイギリスだけでなく世界中を沸かせました。

英国のパラと言われたダイアナの死を当時世界がどのように受け止めたか、そして英国王室はどう対応したかを、エリザベス女王側の視点でドキュメンタリー風に描いています。

映画を見る前は「英国王室の内情を暴露するようなゴシップ系の映画なのになぜ数々の映画賞を受賞する程に評価されているのかしら?」と不思議に思っていましたが、実際映画を見た後に納得しました。
物語はダイアナ元妃の死後イギリス国民が王室不要論へと傾いて行く中、国民との信頼関係と愛情を信じていたエリザベス女王の苦悩を中心に思いのほかスリリングに描かれており、脚本も担当したフリアーズ監督の手腕と女王役のヘレン・ミレンの演技力のお陰でバランスが保たれた良い映画に仕上がっておりました。

例えば、10年前の実際の映像「王室一家がバッキンガム宮殿の門の前に飾られた花束に添えられたメッセージを読んでいる」シーン、この時に実はエリザベス女王はダイアナ宛のメッセージを見て「自らが信じてきた国民の王室に対する感情」を知り裏切られたと感じ、敗北の悲しみと失望に満ちていたなんて、その映像をテレビで見ていた当時はそんな事はあまり考えていませんでした。
当時、イギリスの人々の思惑がどんなものであったかというのを、今改めて知るのはとても興味深く、女王にも親しみを持ちました。
(ピンクの起毛のガウンに湯たんぽを抱える姿はキュートなおばあちゃんです。)

当時、首相に就任にしたばかりのトニー・ブレアが国民と王室の狭間で苦慮する様子や、英国王室のメンバーや彼らを取り巻く人々の思惑がどんなものであったかというのを「実物と似ている俳優さん」が演じてくれるので、フィクションだったとしても、リアルな感じでした。(笑)

「英国万歳」、「ゴスフォード・パーク」などにも出演しているヘレン・ミレンさん、ハリウッド型の美顔&スタイル命ではない、味のある年の取りかたをした良い女優さんです。
こういう女優さんはヨーロッパに多く、ハリウッドには滅多にいませんね。
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2007年02月11日

硫黄島からの手紙

ゴールデングローブ賞ノミネート作品なのでチェックしました。
今年のchicaは一味違います。邦画もみるわ!
昨年あれほど邦画ブームだったにもかかわらず邦画を見ていないchicaですが、今年は早々に映画館に行って見てしまいました。(ってセリフはオール日本語だけどクリント・イーストウッド監督のこの映画は邦画というカテゴリーではないかも・・・)
この後、邦画では周防監督の「それでもぼくはやってない」を見てみようと思っています。

硫黄島からの手紙
Letters from Iwo Jima
製作・監督:クリント・イーストウッド
製作:スティーブン・スピルバーグ、ロバート・ローレンツ
原案・ポール・ハギス
脚本:アイリス・ヤマシタ
音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーブンス
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、裕木奈江、中村獅童
2006年アメリカ

<あらすじと感想>
第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる「硫黄島の戦い」を、日本側の視点から描いた戦争映画。
硫黄島でアメリカ軍を悩ませた名将である栗林忠道中将(渡辺謙)と彼の部下たちによる死闘が一人の若き日本軍兵士・西郷(二宮和也)の目を通して描かれています。
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当時の陸軍の中将としては異端児だったのではないかと思う程、無意味な精神主義を嫌い、全ての兵士の命を尊重し、現実的な作戦を展開し、常に日本を守る為の軍人であることを信条にしていた司令官だった栗林中将。
援軍の見込みも無く、生きて帰れないという絶望の中、いっそのこと潔く玉砕することを選ぼうとする指揮官が多いが、栗林はあくまでも生きて戦う事を主張する。こんな精神力の強い日本人が昔はいたんですね。

一方、最後の最後まで軍人として敵と戦い抜く道を選ぶ彼に逆らい「玉砕」を望む部下も現れて・・、小さな島の小さな軍隊の中にも、陸軍海軍の反目や上官との軋轢などの齟齬が存在するんです。
人間の性なのか、あんな事態でもまだいがみ合うなんて悲しい。

監督が日本人でない為、天皇の御為とか、玉砕とかを美化することなく、むしろアメリカ人視点で「理解しにくいもの」として描いている。
第二次世界大戦末期の日本の軍隊の迷走ぶり、日米両国の兵士達ひとりひとりに同じように母や家族、そして恋人がいたことを、現代人の視点から冷静に描いており、力まない反戦メッセージになっているような気がする。

この映画とは対をなすアメリカ側から硫黄島を描いた「父親たちの星条旗」は既にロードショーが終わっているのでDVDが出るまで待つつもり・・・
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2007年02月10日

初ジャニーズ

かれこれ5年越しで熱烈にお誘い頂いていたジャニーズ 堂本光一さんのミュージカル「Endless SHOCK」に行って来ました。ぴかぴか(新しい)
今年はなるべく好奇心旺盛に生きようと思っていたし、「宝塚」も以前体験したことだし、そろそろジャニーズも見せて頂く時期かも・・と言うことで先輩のラブコールに答えることになりました。かわいい

実際舞台を見て、ミュージカルというより様々なアトラクションが目白押しのボードビルショーという印象を受けました。夜
舞台を見て特に印象深かったのが、舞台装置の酷使(?)です。
様々なミュージカル、舞台、コンサートなどをみているchicaですが、帝劇の舞台装置をあんなにフル活用、超多用しているのは他に見たことがありません。ぴかぴか(新しい)

主役の堂本光一さんもずっと舞台に出たままで大変だったでしょうが、私は裏方の大道具さん達が過労死しちゃうんじゃないかと思う位に立ち働いている様子をまざまざと思い浮かべてしまいました。いす 時計
せり出し、周り舞台、幕や背景、階段、そのた仕掛け用のセット・・・ありとあらゆる舞台装置が2つ3つと同時に動き、流れるようにどんどん変わって行くようすは圧巻です。晴れ
ミュージカルと言っても歌・ストーリー重視というよりは、宙吊り、太鼓・パーカッション、ファイヤーダンス、タップダンス、マジック、殺陣・・・などなど光一さんがまるで「ひとり新春かくし芸大会」さながらに次々と技を披露してくれます。
ハードスケジュールの中でよくあれだけの芸やダンスの振り付けなどを覚えているな・・・と感心するほど盛りだくさんのステージでした。さすがプロですね。
あれだけフルに動いていれば、公演中に5kgとか体重が減ると聞いても不思議はありません。夜
それにしても光一さんは想像以上に華奢でした。そのうえ小柄なので、まるで「星の王子様」みたいにジャニーズ特有の王子様のような衣装(それも金、白、黒、赤、青・・・と各色用意されている)が良く似合っておりました。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)
流石は「王子」と異名をとる堂本光一さんです。

そして光一さん、ダンスの時の手の動きがとても綺麗でした。黒ハート
踊るときの美しさにとても気を使っている様子が伝わって来て、常に美しい表現を求める姿はダンサーの鑑ですね。
ダンスのスタイルは先輩「東」さんに通ずるのもがあり、「東」さんの後継者って感じでした。ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
ジャニーズの舞台やイベントはファンクラブに所属しないとチケット入手が困難だそうなので、これが最初で最後のジャニーズかも知れませんが、ファンの皆さまの様子、舞台鑑賞の為の独特のお作法、帝劇名物の肉まん!など、舞台と合わせてとっても楽しく過ごせました。
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2007年02月08日

イン・ザ・カット

夜中の3時過ぎまで眠れない慢性寝不足が続いておりますが、さすがに翌日も「なぜかずっと元気!」という時期は過ぎました。「躁」の状態から抜け出したのかもしれません。
本日も冬の夜長に映画評を・・・・

メグ・ライアンが「演技派」という枕詞が欲しくてわざわざニコール・キッドマンから主役を奪ったといわれている、ジェーン・カンピオン監督の「イン・ザ・カット」をご紹介します。
果たして苦労した甲斐はあったのか、メグ?
私は製作側にまわったニコールの方が賢かったと思います。

イン・ザ・カット映画
IN THE CUT
2003年アメリカ
監督:ジェーン・カンピオン 
脚本:スザンナ・ムーア 
製作:ニコール・キッドマン 、ローリー パーカー 
出演者:メグ・ライアン 、マーク ラファロ 、ケビン・ベーコン 、ジェニファー・ジェイソン・リー

<あらすじと感想>
舞台はニューヨーク、大学で英語講師を務めるフラニー(メグ・ライアン)は、他人と一定の距離をおくことで心の平穏を保ってきた女性だった。猫
ある日彼女の家の近くでバラバラ殺人事件が起こる、犯人らしき人物を目撃したフラニーは事件の担当刑事マロイ(マーク ラファロ)に事情聴取を受ける。
このマロイとの出会いが彼女の心の均衡を崩し始め、非日常的で甘美な官能の世界へとおちていくことに・・・。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)

キュートな笑顔で「ハリウッドの恋人」的存在だったメグ・ライアンが、年齢的にもピンチになり、スランプ気味だった自分に活を入れようとしたのだろうか。
とにかく演技派を目指し、可愛いイメージを一新すべく、「ピアノレッスン」で女性の官能を描いたら天下一品と評されるジェーン・カンピオン監督とタッグを組んで挑んだラブ・サスペンス映画です。カチンコ
自ら積極的にヌードを披露しているが、「チャーリズ・エンジェル」でキャメロンちゃんと並んでも引けを取らない見事な人体改造で女優のド根性を見せたデミ・ムーアのような気合が無い為なのか、メグの場合は披露するような体を作る前に映画がクランクインしてしまった模様です。夜

新境地に挑む意欲が虚しく空回り、悲しい結果となりました。
相手役のマロイも魅力的には見えませんでした。
何で彼だったんでしょうか?
役を奪われた製作側ニコールの軽い復讐だったのかしら?
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2007年02月07日

リトル・ミス・サンシャイン

良い子供は家族を救うのですね。主役のオリーブちゃんはまさに家族にとって「太陽の光」のような存在でした。この映画、小作品ながらサンダンス映画祭をはじめとして多くの国際映画祭で絶賛され、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた作品だけのことはあります。
見た後にほのぼのとするアメリカ版「子はかすがい」映画です。
リトル・ミス・サンシャイン
LITTLE MISS SUNSHINE
2006年 アメリカ
リトルミスサンシャイン.jpg リトルミスサンシャイン2.jpg
監督:ジョナサン・デイトン / ヴァレリー・ファリス
製作:アルバート・バーガー / デイビッド・T・フレンドリー
脚本:マイケル・アーント
音楽:マイケル・ダナ
出演:アビゲイル・ブレスリン、グレッグ・キニア、トニ・コレット、ポール・ダノ、アラン・アーキン、スティーヴ・カレル
<あらすじと感想>
舞台はアメリカの片田舎。
ちょっと小太りの眼鏡っ子のオリーブ(アビゲイル・ブレスリン)ちゃんの夢は美少女コンテストで優勝すること。(なぜか)地方予選で第2位に選ばれていたオリーブちゃんは、第1位の子が不正にダイエットしていたことが発覚し、タイトルを剥奪された為、繰り上げ優勝となり急遽LAで開催される「リトル・ミス・サンシャイン」コンテストの出場権を手に入れた。
夢の実現が目の前にせまったオリーブちゃんの為、問題だらけの家庭は一台の黄色いワゴンに乗り込んでLAを目指すことに。
車を運転する父リチャードは、仕事をやめ「独自の成功メソッド」で一旗あげようと家財をつぎ込み営業活動に励んでいる。助手席には家庭に疲れ家事を放棄ぎみの母シェリル(トニ・コレット)。
後部座席に座るのはシェリルの兄フランク、彼はゲイの恋人と職業上の矜持を同時に失い、自殺を図った挙句、この家に引き取られたばかり。フランク叔父さんの隣にはコカインで老人ホームを追い出されたおじいちゃんとニーチェに傾倒し空軍学校に合格するまで「無言の誓い」を立てて一言も話さないオリーブのお兄ちゃん。
てんでバラバラに勝手なベクトルで生きていた家族が、幼いオリーブちゃんのコンテストにかける夢を叶える為の旅を通して、ひとつになっていく心温まるロードムービーです。
確かに小さい子供がいると、自分のちょっとしたワガママやイライラも我慢して歩調をあわせようとしますよね。そのちょっとの譲り合いが家族にとっては大切で、小さい子供の笑顔がそんなちいさな我慢をいとも簡単にしてくれるというのを実感する映画でした。
子はかすがい、昔の人は短い言葉で家族の真理を表現しているなと思いました。

とにかく主人公のオリーブちゃんが、健気で可愛らしい。
彼女のお願いならちょっと無理しても聞いてあげようと思う。
他のミスコンずれしたライバルの子供達の作られた笑顔(最近はこんな子供ばかりみかけます)より、オリーブちゃんの素朴さを誰もが愛するハズです。
おじいさん、お兄ちゃんのキャラも気に入りました。
個人的にもルネッサンス(再生)が今年のテーマなので、癒されたし、ピッタリの映画でした。
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2007年01月30日

マリー・アントワネット

見るつもりは全く無かったのですが、amigaに誘われて見に行きました。
予告ではパステル調のとても可愛らしい映像が魅力的なのに、なぜカンヌでそんなにも不評だったのかしらと不思議に思っていたのですが、見て納得してしまいました。
ロスト・イン・トランスレーションやヴァージン・スーサイトと同じタッチで「マリー・アントワネット」は語り尽くせなかったという一言に尽きると思います。
豪華で綺麗な映像、贅沢な暮らしの中に生きる女性の瑞々しさや感性をそのまま表現しただけではヨーロッパ人には足りなかったと言うことに違いありません。
映画を見ていて「これなら「マリー・アントワネット」じゃなくて「パリス・ヒルトン(時代物コスプレ版)」というタイトルでも良かったかも?」と思っちゃいました。
中身はありませんが、美しいドレスや靴、おいしそうなケーキ、芸術品のようなお料理、ギャンブルのコインだってキャンディーカラーで可愛らしい。
まさに美しいベルサイユ宮殿での夢のような生活を追体験できる(しかも当時の不衛生さなんて微塵も表現されていない、ひたすら良いとこ取り)、夢のような映画であることは間違いありません。そういう意味では大変楽しめました。
ソフィア・コッポラは骨の髄からお嬢様なんだなぁ・・と実感した映画でした。
マリーアントワネット.bmp
マリー・アントワネット
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
製作:フランシス・フォード・コッポラ
衣装:ミレーナ・カノネロ
音楽:ブライアン・レイツェル
出演キルスティン・ダンスト 、ジェイソン・シュワルツマン 、ジュディ・デイヴィス、ジェイミー・ドーナン、ローズ・バーン
<あらすじと感想>
皆様良くご存知のマリー・アントワネットがオーストリアから嫁入りして、民衆に捕らえられるまでのお話です。
14歳で興し入り、ネクラなルイ16世との結婚生活に幻滅しながらも故国とフランスの為に「自分の魅力を失わず任務(王子を産み婚姻関係を堅実なものとすること)を遂行せよ」と言う言葉に強いプレッシャーを感じながら生活している。
やがて彼女のストレスのはけ口は、贅沢なドレスや靴、派手な髪型、パーティーへと向けられる。
結局、超お嬢様のソフィア・コッポラが「実物大のアントワネット」を描くつもりでいたら「フランス時代のパリス・ヒルトン」が出来上がってしまった・・・と言う感じでしょうか。
私はソフィア・コッポラの映画が好きなので、この映画もそんなにけなすつもりはなかったの。この映画だってケーキや靴のアップやレースにうっとりで楽しかったし、音楽だってソフィア風で良かったわ。
でもやっぱりロスト・イン・トランスレーションやヴァージン・スーサイトの方が数倍良かったかな・・・ソフィア、次回作を期待しているわ。
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2007年01月28日

007

ちょっと前になりますが渋谷の映画館で見ました。
シリーズ第21弾なんですって、私は一体何本見たのかしら。
マイ・ファースト「007」映画はテレビの洋画劇場かなにかでボンド役はショーン・コネリーでしたがタイトルとかハッキリ覚えていません。
007っていつも漫然と見てしまっているような気がします。

今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ「007」になる前の物語が語られる・・なんて予告で言うから期待したら、映画の始めの方であっさり「007」になっちゃってました。(笑)
そう言えば歴代のボンドって誰だった?と言うことで調べてみました

初 代:ショーン・コネリー(第1〜5作目、及び7作目)
2代目:ジョージ・レーゼンビー(第6作目に主演)
    このあと「やはりボンド役はコネリーだ」と言う訳で、ショーン・コネリーが2.5代目として第7作目の映画に返り咲いています)
3代目:ロジャー・ムーア(第8〜14作目)
4代目:ティモシー・ダルトン(第15,16作目)
5代目:ピアース・ブロスナン(第17〜20作目)
6代目:ダニエル・クレイグ(第21作目)
となります。
2代目のジョージ・レーゼンビーがどんな顔かすらも記憶にありませんが、ディモシー・ダルトンが抜擢された時の世間のブーイングは覚えております。
映画館ではピアース・ブロスナンのボンドから見ていますが、その前見た007シリーズは全部テレビだったような気がします。

007/カジノ・ロワイヤル
CASINO ROYALE
監督 マーティン・キャンベル
原作:イアン・フレミング
出演 ダニエル・クレイグ 、エヴァ・グリーン 、マッツ・ミケルセン 、ジュディ・デンチ 、ジェフリー・ライト 他
アメリカ、イギリス 2006年
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<あらすじと感想>
■ストーリー:
英国のMI6公認の殺しのライセンス「00(ダブルオー)」を取得する前のボンドは、暗殺の仕事を2度成功させ、冒頭あっさり「007」となる。
007となったボンドの最任務は、世界中のテロリストの資金源となっている男ル・シッフルの資金を絶つことだった。
ル・シッフルがモンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」で大勝負に出ることが明らかとなるり、ボンドはその目論見を阻止するために「カジノ・ロワイヤル」で行われるポーカーの大会へ参加すべくモンテネグロへと向かう。
そんなボンドのもとに、英国政府は大会参加の資金1500万ドルの監視役として財務省から美女ヴェスパーを送り込む。
最初はお互いに虫の好かない相手だったが、危険を共にする内に次第に心惹かれていく…。
あらすじは水戸黄門同様あまり変化はありませんが、今回は「ボンドが本気で恋をする」というのがポイントだったらしいです。
ボンド映画でお馴染みのミス・マニーペニーとQは登場しないのもちょっと寂しい変更点といえます。

マダガスカル、バハマ、マイアミそしてモンテネグロのカジノ、相変わらずロケ地は豪華で華やかな映画です。
ダニエル・クレイグは全裸シーンがあったので、相当鍛えたんでしょうね。
ターミネーターのシュワちゃんみたいな体でした。
正装も以外に似合っていましたし、ボンド役合格だと思います。
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2007年01月27日

スナッチ

スピード感あふれる構成、プロットも面白い。
見た目もそんなに悪くない英国男のガイ・リッチー監督。この映画を見たらマドンナじゃなくても彼の才能に惚れてしまう女性は多いことでしょう。この映画がきっかけでブレイクしたジェイソン・ステイサム(トランスポーターの主役となり有名スターの仲間入りをしましたね)や「是非あなたの映画に出してください」と電話で直談判して出演したブラピの役が良かったです。
ガイ・リッチーの初期のヒット作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」もDVD借りてみようかな。あるかな?
スナッチ Snatch
監督、脚本: ガイ・リッチー
製作:マシュー・ボーン
音楽:ジョン・マーフィー
出演 ベニチオ・デル・トロ 、デニス・ファリーナ 、ヴィニー・ジョーンズ 、ブラッド・ピット 、レイド・セルベッジア 、ジェイソン・ステイサム
2000年 英国
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<あらすじと感想>
舞台はロンドンの下町イースト・エンド。
ボクシングのプロモーター、ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)と相棒トミー(スティーヴン・グレアム)は、裏会社の大物になろうとボクシングのノミ屋経営で大儲けしているブリック・トップ(アラン・フォード)に接近し、彼のために八百長試合を仕込むことになる。
当日八百長に使うボクサーを連れてパイキー(流浪民達をそう呼ぶらしい)のキャンプへ車を安く買うために訪れたトミーはパイキー達に騙されてしまう、文句をつけるとパイキーグループのリーダーミッキー(ブラッド・ピット)に八百長試合を控えた大事なボクサーをノック・アウトされてしまった。
一方、ベルギーでは86カラットのダイヤが盗まれる事件が起きていた。
強盗団の一人フランキー(ベネチオ・デル・トロ)アントワープの宝石商から大粒のダイヤを強奪することに成功。ボスのアビー(デニス・ファリーナ)からロンドンで小粒の宝石をさばけと命令され、ダグ・ザ・ヘッド(マイク・リード)を尋ねることにする。しかしフランキーはなんでも屋ボリス(ラデ・シェルベッジヤ)のところへ行くように強盗仲間に言われ、そこでボリスに賭けボクシングに誘われる。賭け事に目がないフランキーは、大粒ダイヤを持ったままノミ屋へ行き、そこからダイヤの強奪戦が始まる・・・・
ストーリーは次々と展開し、息つく暇もないほど。
事態はどんどん混乱して行き、何のかかわりもなかった登場人物達がつながって行くおもしろさ、脚本がいいからなせる技です。
スタイリッシュ映画の元祖とも言えそうな映画ですが、次の映画「スウェプト・アウェイ」(妻:マドンナ主演)がコケてしまって以来、ぜんぜん撮影していませんね。
まさか映画3作で燃え尽きてしまった訳ではないと思いますが・・・
またガイ・リッチーらしいウィットとスピードに満ちた映画を作って欲しいものです。
posted by Chica at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

幸せのちから

ホームレス状態から成功し、アメリカンドリームを実現させたクリス・ガードナー氏の実話をもとに作られた感動の映画。人気俳優ウィル・スミスが「演技派」と「アカデミー俳優」というタイトルを狙って製作から参加している意欲作(?)です。
子役は彼の実の息子なのだそうですが、鼻が良く似ていてとっても可愛らしいです。
演技も自然だし、きっと自慢の息子なんでしょうね。実生活ではスポイルされてなければいいのですが、スターの子供で映画にも出ちゃうくらいだと「素直にすくすく育つ」は無理かもしれませんね。ジェイデン君、少なくともドリュー・バリモアのような青春期を送らないことを祈っております。

幸せのちから
THE PURSUIT OF HAPPYNESS
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:スティーヴン・コンラッド
音楽:アンドレア・グエラ
製作:ウィル・スミス、トッド・ブラック他
出演:ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス 、タンディ・ニュートン 、ブライアン・ホウ 、ジェームズ・カレン
アメリカ、2006年
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<あらすじと感想>
舞台はサンフランシスコ、医療器具のセールスマン、クリス・ガードナー(ウィル・スミス)は5歳の息子と働き者の妻との3人暮らし。売れると信じて大量に買い付けた高価な商品が思うように売れず、家計は逼迫し妻のアルバイト収入でやっと生活している。
なんとか売上を上げようと努力する一方、自分の能力を信じて全く経験のない一流証券会社への就職にチャレンジしようとするガードナーは妻から見ればただ現実逃避しているようにしか見えない。尽きることのない家計のプレッシャーと不安についに耐え切れなくなった妻は家を出ていってしまう。
こうしてシングル・ファザーとなったクリスはアパートの立ち退きを命じられ、四面楚歌の状態で路頭に迷うことに・・・。
彼の目標はただひとつ、一流証券会社の中途採用に応募し、6ヶ月間の「無償トレーニング期間」中に活躍し、20人のライバル達の中からただ一人「正社員」として選ばれることだった。全財産21ドル。幼い息子を連れてクリスの挑戦が始まった・・・
このお話の主人公ガードナー氏は、現在会社を経営しお金持ちになっているそうですが、これが実話だとしたら異様にガッツのある、強運の持ち主です。やっぱりお金持ちになる人は尋常ではないんですね。普通の人では到底耐えられない境遇に耐え抜きます。

そして映画の中ではウィル・スミスが陸上選手のように走りまわります。
彼、身軽ですね。スーツ着ていても軽々と走ります。中年で白髪交じりの役なのにあの軽やかな走りはどうなの?とは思いますが、実際のウィル・スミスだってそう若くないのに、走るすがたがとても若々しくて驚きます。ハリウッド・スターの鍛え方は違いますね。
・・・・と違う所に感動していましました。
オリジナルタイトルは「幸福の追求」ですが、邦題は「幸せのちから」
日本人がやわらかい感じのタイトルが好きなんでしょうかね。
「幸せのちから」の方が元気になりそうな映画な気がするから不思議です。
posted by Chica at 03:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

ヘンダーソン夫人の贈り物 ヘンダーソン夫人の贈り物

期待しないで見に行きましたが、結構気に入った映画です。
ジュディ・デンチが楽しそうに演じていました。
彼女は映画選びが上手ですね。

MRS.HENDERSON PRESENTS
監督:スティーブン・フリアーズ
音楽:ジョージ・フェントン
脚本:マーティン・シャーマン
衣装:サンディ・パウエル
出演:ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス、ウィル・ヤング、ケリー・ライリー
2006年 イギリス
ヘンダーソン夫人.jpg
<あらすじと感想>
舞台は1937年のイギリス。
長年連れ添った夫を失い、未亡人として莫大な遺産を相続したヘンダーソン夫人(ジュディ・デンチ)は徒然の時間をなんとかする為に、刺繍をしたり上流階級の夫人達が主催するボランティアの会合に出席したりしてみたが、どれも性にあわず退屈を極めていた。
そんなある日たまたま車で通りかかったソーホーで、古い劇場が売られているのを見つけ、「何かショーを上映するなんてどうかしら?」と単なる思い付きでその劇場を購入する。
さすがに自分では運営出来ないので、ユダヤ系の劇場支配人を雇い、経営をスタート。
オーディションで好みの役者を選んで・・・と持ち前のおてんばな性格を発揮し、劇場経営という新しい生きがいを見つけたヘンダーソン夫人だったがすぐに経営不振に陥ってしまい・・・
ヴィクトリア王朝時代のモラルにガチガチに縛られたお上品の極みの上流階級の行動規範からはずれ、劇場を救う窮余の策として「女性のヌードレビューをステージで見せる」という前代未聞の企画を打ち出した。
戦時中、爆撃にさらされるロンドンで戦地に赴く兵士たちの熱烈な指示を受け、ウィンドミル劇場の「芸術的ヌードレビュー」は一種の社会現象になった。
このお話は実話に基づいているそうです。いつの時代にも自由な思想を持ち、常識に挑戦する人はいるものですね。
古い時代の上流階級出身の富豪未亡人なので相当浮世離れしているヘンダーソン夫人をジュディ・デンチが生き生きと演じています。
彼女が現職の大臣を小さいときからの知り合いだからと言って子供のように扱ったりする所や、ユダヤ人の劇場支配人(ボブ・ホスキンス)に対する当時の偏見を伴うやりとりが面白い。
レビューのトップダンサー役にあの「ロシアン・ドールズ」「スパニッシュ・アパートメント」のケリー・ライリーが出ており、大女優ジュディ・デンチと堂々と渡り合っておりました。
ケリー・ライリーは美人ではないですが良い女優さんですね。今後も注目です。
posted by Chica at 03:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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