2007年03月23日

サン・ジャックへの道

メジャーな映画じゃないから混んでいないだろうと思っていたのに、映画館は満員御礼。
なんとシスターも2名見に来ていました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅は日本でも意外と知られていることだったんですね。認識不足でした。
この映画を見て、まだ行ったことのないサンティアゴ・デ・コンポステーラへ私も行ってみたくなりました。

サン・ジャックへの道
SAINT JACQUES….. LA MECQUE
サンジャック.jpg
監督/脚本:コリーヌ・セロー
音楽 ユーグ・ル・バール 、マドレーヌ・ベッソン
出演:ミュリエル・ロバン 、アルチュス・ドゥ・パンゲルン 、ジャン・ピエール・ダルッサン 、マリー・ビュネル
2005年 フランス

<あらすじと感想>
舞台はフランス、仲が悪く疎遠な3人兄弟のピエール、クララ、クロードは遺産を相続するため、母親の遺言通りに3人一緒にル・ピュイからキリスト教の聖地サンティアゴ(フランス語読みだとサン・ジャック)までの巡礼をすることになる。
仕事人間のピエール、気の強い肝っ玉母さん教師のクララ、アルコール中毒で仕事をした事がないクロードという個性的な3兄弟に加えて、なぜかメッカに行くと信じているアラブ系少年や、女子高生などが参加する9名のグループ。
さまざまな思いを胸に個性的な面々がサンティアゴを目指して歩き出した・・・
サン・ジャック01.jpg
巡礼というのは不思議なものですね。
牧歌的で美しい景色を眺めながら大自然の中をただひたすらに歩き続けるという行為が人にとって癒しになると言うことを知りました。
とても面白くて暖かい人間関係再生の物語は、今年の私のテーマにぴったりでした。

脚本と監督は私の大好きな映画「女はみんな生きている」のコリーヌ・セローです。
彼女は本当に現在に生きる人間の孤独やエゴ、愛と優しさについて深く理解していると思いました。
人間の矛盾、弱さと愛おしさ、悲しさと滑稽さを巡礼というテーマをでさりげなく表現しているチャーミングな映画でした。
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2007年03月20日

キャロルの初恋

地元のツタヤにレンタルDVD(ビデオも)がなかったのですが、どうしても見たかったのでHMVでDVDを購入し、やっと見ることが出来ました。かわいい
キャロル役のクララ・ラゴちゃんとトミーチェ役のフアン・ホセ・バジェスタがとても可愛い!黒ハート黒ハート
良い映画だし、スペイン語の勉強にもなる(ハズな)ので何度も見ようと思っています。

キャロルの初恋 映画
EL VIAJE DE CAROL
監督:イマノル・ウリベ 
脚本:アンヘル・ガルシア・ロルダン/イマノル・ウリベ 
音楽:ビンゼン・メンディザバル
出演:クララ・ラゴ、フアン・ホセ・バジェスタ、アルバロ・デ・ルナ、マリア・バランコ
2002年 スペイン
carol.jpg
<あらすじと感想>
舞台は1938年、スペイン北部の小さな村。
アメリカで生まれ育った勝気で自立心旺盛な少女キャロルは母アウローラに連れられ、母の生まれ故郷であるスペインの小さな村へやって来た。バス
大好きな父は義勇兵として国際旅団に参加している為、ずっと会えないまま。
キャロルの母は地元の名士の娘でその昔、フィアンセを捨てキャロルの父親と駆け落ちしたという曰くがあったので、スペインへは初めての帰省だった。
かつてのフィアンセはアウローラの妹と結婚しキャロルと同年代の子供が2人いるが、彼は今でもアウローラを愛しているようす・・・保守的な小さな村で、キャロルの自由奔放で美しい母親の存在はとかく噂の的・・・と少々複雑な環境。

そんな環境の中で新しい生活が始まったばかりだと言うのに、母が突然亡くなってしまう。(実はアウローラは不治の病だったという設定)
一度は叔父の家に引き取られるが従妹達と差別される彼女は、自分で祖父アマリオに交渉して彼と一緒に住むことにした。家
母を失った悲しみの中、持ち前の気丈さで自分の環境をも変えていくキャロル、次第に地元の腕白少年達との交流が始まり、ガキ大将だが優しい少年トミーチェと仲良くなる。
スペイン内乱の中、名も知れぬ小さな村で芽生えた幼く牧歌的な恋の行方は・・・
そしてリベラル派の祖父や義勇軍に参加した父親の行方は・・・
猫
人生における「ある夏休み」とか「ある一週間」というのは二度と戻らない。
自分が過ごしている時には気が付かないが、過ぎてしまうとその時がいかに貴重な時だったかを知る。せつなく甘美な思い出として一生の宝物となる時間。ぴかぴか(新しい)
それがこの映画では見事に描かれておりました。

ツボだったシーンその1:アメリカ育ちのキャロルはトミーチェのことを英語風に「トミー」と呼ぶのですが、それが「気取ってる」と他の男の子達にはやし立てられるシーン。くすぐったいですね。
ハートたち(複数ハート)
その2:馬車に乗っている時におじいさんに動詞の活用を何度も治されるシーン。とてもヒトゴトとは思えなかったし、あんなにスペイン語がしゃべれるキャロルだって間違うんだから、仕方ないよね・・なんて慰められもしました。本

余談ですが、キャロル役のクララ・ラゴちゃんは現在17歳になっています。ネットで調べたらまるでデビュー当時のブリトニーみたいになっていてビックリしました。(ブリちゃんよりは知的な印象だったけど)
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2007年03月09日

かもめ食堂

映画館で期間限定の特別上映をしていたので、従妹と一緒に見に行きました。
女性向きな映画かなとは思いましたが、ゆったりとした時間の流れが心地良い作品でした。

かもめ食堂
ruokala lokki
監督/脚本: 荻上直子
原作:群ようこ
音楽:近藤達郎
出演:小林聡美 、片桐はいり 、もたいまさこ 、ヤルッコ・ニエミ 、タリア・マルクス 、マルック・ペルトラ
2005年 日本
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<あらすじと感想>
舞台はフィンランドの首都ヘルシンキ、日本人女性のサチエ(小林聡美)は「かもめ食堂」のオーナーとして今日もお店でコップを磨いている。
ヘルシンキでこの食堂をスタートさせてから早1ヵ月、ウィンドウ越しに店内を見る人はいるものの、まだ誰一人として店内に入ってくる人はいない状態だった。

開店休業状態のある日、ついに記念すべきお客様第一号がやって来た。
彼は日本が好きな青年トンミ。
サチエは彼にガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが思い出せない・・、お店を閉めた後も歌詞か気になって仕方なかったので、偶然街の本屋でみつけた日本人観光客ミドリ(片桐はいり)に「ガッチャマンの歌詞を知っていますか?」と声をかけてみた。
偶然が呼び込んだ人と人との縁、閑古鳥が鳴いていた「かもめ食堂」を通してのんびり、ゆったりと人の輪が広がっていく・・・・

凛として強い意志を持っている優しいサチエ役に小林聡美はぴったりでした。
片桐はいり 、もたいまさこ、そして「過去のない男」のマルック・ペルトラや他の登場人物もそれぞれに事情を抱えながら生きている人を自然に演じており全体的に落ち着いたトーンです。
心に何か抱えながら食堂に集まる人々の様子がなんだかいとおしい。
ヒトゴトじゃない親近感を覚えたりする人も多いんじゃないかと・・・。

私が何よりも気に入ったのは、サチエの着ているお洋服!
普段のコーティネイトに取り入れられそうな色合いやデザイン。
一見地味なのですが、実はお洒落でとっても素敵でした。
衣装を担当したのは誰なのかしら?
どこのお洋服か知りたいわ。(笑)
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2007年03月07日

MOZART & THE WHALE

ジョシュ・ハートネット主演の「モーツァルトとクジラ」という不思議なタイトルの映画をご紹介します。
(昨年末頃に「イカとクジラ」という家族の絆を描いた映画がありましたが、それとは無関係です。単なるタイトルのクジラつながり・・・)
さて、これまでジョシュ・ハートネットはそれほど好みの顔ではありませんでしたが、ブラック・ダリアとこの映画を見て、気持ちを改めました。
なんだかジョシュっていいんじゃない?という気分になっています。(笑)
ブラック・ダリアでは意外にもジョシュが筋肉美であることを発見、そしてこの映画では母性本能をくすぐられること間違いなしだと思います。彼の特徴である細めの「奥目」が効を奏して非常に可愛いいのです。いつものモテる二枚目役ではなく、ちょっと情けない感じの役がピッタリでした。
すっかりジョシュの事を見直したので、彼の別の映画「ラッキナンバー7」(ブルース・ウィリス、ルーシー・リュウと共演している、ポスターだけ見ると「オーシャンズ11」みたい・・)もDVDが出たらチェックしてみようかしらと思っています。

モーツァルトとクジラ
MOZART & THE WHALE
監督:ピーター・ネス 
製作・脚本:ロナルド・バス 
出演:ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェル、ゲーリー・コール、ジョン・キャロル・リンチ、アレン・エヴァンジェリスタ、シーラ・ケリー 
2004年 アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台はアメリカ。アスペルガー症候群と呼ばれる知的障害のない自閉症のドナルド(ジョシュ)は、数字が気になって仕方ない。
タクシー運転手として働いているが、車のメータや時計などの数字に気をとられてしまい事故を起こし、ついに最後のタクシー会社もクビになってしまった。
一方、障害を抱えるものの孤独を良く知っている彼は、同じ病気が原因で社会との関係や孤独に悩む人達の集まりを主宰し定期的に会合を開いていた。
ある日彼のサークルにチャーミングな女性がやって来た。
彼女の名はイザベラ、美容師として自立し、動物好きで、絵や音楽の才能に秀でている魅力的な女性。
しかし彼女もアスペルガー症候群が原因で世間から「相当な変わり者」と見做されるような言動をする子だった。
やがて2人は恋に落ちるのだが・・・。
恋に不器用なドナルドの様子がとてもいじらしいです。
ジョシュは演技力を上げたようです。

映画を見ながら、エキセントリックな言動について考えてしまった。
確かにイザベラやドナルドはエキセントリックだが、自分で正常と思っている人の中にだってあの位の言動をする「ちょっと面倒な人」は結構存在する。アスペルガー症候群という病気の人と正常な人との線引きってどこで行うんだろう?
この映画の主人公のモデルとなった人物は映画「レインマン」を見て「僕はもしやこの病気では?」と気が付いたといいます。一人一人症状が違う自閉症を認識し、理解するのは本当に難しい事なんだなと思いました。

時々自分でもびっくりする程、イライラしたり、泣きたくなったりする私は正常なんだろうか?
何が正常で、何が異常って誰が決めるのだろうか?なんて考えてしまう一方、生命力に溢れるイザベラとシャイなドナルドとの恋物語として楽しめる映画です。
けっして眉間に皺寄せて見る社会派な映画じゃありませんので、ご安心ください。
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2007年02月27日

第79回アカデミー賞受賞結果発表!

今年はなんと49年ぶりで日本人女優、菊地凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたことで、日本のマスコミでもアカデミー賞に対する注目度が高く、昨晩のニュースでも結果やインタビューが放映されていましたね。
kikuchi.jpg
という訳で、映画ファンが注目するアカデミー賞の授賞式が2月25日(日本時間26日)開催され、受賞者が発表されました。
受賞結果速報です!
映画鑑賞の参考になれば幸いです。

主要部門受賞一覧
 
★作品賞→ ディパーテッド

Babel/バベル
硫黄島からの手紙
リトル・ミス・サンシャイン
クイーン

★主演男優賞→ フォレスト・ウィテカー(The Last King of Scotland)

レオナルド・ディカプリオ(Blood Diamond)
ライアン・ゴズリング(ハーフ・ネルソン)
ピーター・オトゥール(ヴィーナス)
ウィル・スミス(幸せのちから)

★主演女優賞→ ヘレン・ミレン(クイーン)

ペネロペ・クルス(ボルベール)
ジュディ・デンチ(あるスキャンダルの覚え書き)
メリル・ストリープ(プラダを着た悪魔)
ケイト・ウィンスレット(リトル・チルドレン)

★助演男優賞→ アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
→このおじいちゃんの役最高でした!

ジャッキー・アール・ヘイリー(リトル・チルドレン)
ジャイモン・ハンスゥ(ブラッド・ダイヤモンド)
エディ・マーフィ(ドリームガールズ)
マーク・ウォルバーグ(ディパーテッド)

★助演女優賞→ ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
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アドリアナ・バラッザ(バベル)
ケイト・ブランシェット(あるスキャンダルの覚え書き)
アビゲイル・ブレスリン(リトル・ミス・サンシャイン)
菊地凛子(バベル)

★監督賞→ マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)
やっと取りましたね。長いお預け状態ですっかりイジケテいたスコセッシ監督もこれで悲願達成でしょうか?とても嬉しそうでしたね。やっぱりアカデミー賞欲しかったんですね。
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アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(バベル)
クリント・イーストウッド(硫黄島からの手紙)
スティーブン・フリアーズ(クイーン)
ポール・グリーングラス(ユナイテッド93)

★長編アニメ賞→ ハッピーフィート
カーズ
モンスター・ハウス

デカプリオの真似をしてエコカーでレッドカーペットに登場したペネロペの出演する「ボルベール」は日本では6月公開だそうで、待ち遠しいです。
公開未定だそうですが、ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェットがノミネートされた映画「あるスキャンダルの覚え書き」と物凄くお爺さんになったピーター・オトゥールが若い女の子と恋に落ちる役者を演じる「ヴィーナス」を見てみたいです。
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2007年02月26日

DEATH IN VENICE

2月は沢山映画を見ました。本も猛烈に読んでいます。本
今は浮世のあれこれから身を守りたいと願う、現実逃避モードなのかも知れません。三日月
そんな逃避モードにはまるデカダンス映画のDVDを見ました。
カチンコ
大好きなルキノ・ヴィスコンティ監督が、作曲家グスタフ・マーラーをモデルにしたといわれているトーマス・マンの短編小説を映画化したあまりにも有名な作品です
ヴィスコンティ監督作品の中でもCHICAはこの映画はあまり好みではありませんが、それでも3回は見ています。
ヴィスコンティ監督が描き出す華やかな貴族的&退廃的な雰囲気が好きなのです、彼のデカダンスは本物です。夜

ベニスに死す
DEATH IN VENICE
制作・監督:ルキノ・ヴィスコンティ
原作:トーマス・マン
音楽:グスタフ・マーラー(交響曲第三番・第五番)
美術:フェルディナンド・スカルフィオッティ
出演:ダーク・ボガード、シルバーナ・マンガーノ、ビヨルン・アンドレセン、ロモロ・ヴァリ、ニコラ・バダルッコ
1971年 イタリア・フランス

<あらすじと感想>
静養のため水の都ベニスに来たドイツの大作曲家アッシェンバッハは、滞在先のホテルでふと見かけた美しいポーランド貴族の少年タッジオに心を奪われる。ハートたち(複数ハート)
その14歳の少年の美しさは、まさに彼が長い間求めていた精神的な美と官能的な美との完全な結合を体現しているかのようだた・・・
ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
少年に対する密かな恋心、少年のしぐさ、眼差しの一つ一つに歓喜と絶望を覚える老作曲家の心情をマーラーの「交響曲第5番」第4楽章 アダージェットにのせて描き出した映画。

単なるおじさんの偏愛のお話・・・と言ってしまえばそれまでですが、前述した通り「貴族の生活を描かせたら天下一品」のヴィスコンティ監督ですので、そこは上品かつ冷酷な御伽噺となっております。
リゾート
美少年タッジオは原作によると「青白く優雅にうちとけない顔は蜂蜜色の髪にとりかこまれ、鼻は額からまっすぐ通り、口元は愛らしく、優しい神々しい真面目さがあって、ギリシア最盛期の彫刻作品を思わせた」とあります。
その美貌を実際に兼ね備えたのがビヨルン・アンドレセン君でした。
彼の美しさは映画にリアリティとファンタジィをもたらします。
さすがヴィスコンティが選んだ少年だけあります。かわいい
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人の美しさが人生のすべてを司れるものであると言うこと、たったひとつの眼差しや微笑で人は絶望したり、希望に満ちたりしてしまうのです。
無垢なる美の残酷さを年老いた作曲家とのコントラストで華麗に表現し、中世の姿を色濃く残す美しい水の都ベニスにコレラの影を落とす・・・うっとりと恍惚の中にいながらも死と隣り合わせ・・・この残酷さ加減もヴィスコンティ監督ならではです。
美しく儚く、無常な映画です。映画 ぴかぴか(新しい)
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2007年02月20日

ドリームガールズ

トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを映画化、主演は元ディスチャのビヨンセ!ということでロードショーされるのをずっと楽しみにしていた映画を早速初日に見てきました!!

ドリームガールズ
Dreamgirls
監督・脚本 ビル・コンドン
音楽:ヘンリー・キリエガー
衣装:シャレン・デイビス
出演 ジェイミー・フォックス 、ビヨンセ・ノウルズ 、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソン 、アニカ・ノニ・ローズ 、ダニー・グローヴァー
2006年 米
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<あらすじと感想>
舞台は1962年のデトロイト。歌手としての成功を夢見る3人娘、エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレルは毎夜クラブのオーディションを受ける日々を送っていた。
ある日、車のディーラーが本業だがエンタテイメント界で一花咲かせたいと思っている男カーティス(ジェイミー・フォックス)が彼女達に目を付け、デトロイトで大人気のスター、ジミー(エディ・マーフィ)のバックコーラスの仕事を取り付ける。
黒人R&B界のスタージミーのバックコーラスというチャンスを掴んだ3人は、ジミーのツアーに参加、バックコーラスをしながらデビューのチャンスを待っていた。
1960年代、音楽界はビートルズが不良と呼ばれたり、プレスリーのダンスが卑猥と言われる程、お堅い白人中心の価値観が支配していたので、黒人歌手が活躍出来る場は限られており、あのサミー・デイビス・ジュニアでさえもハリウッドではショーが出来ないと言われていたそうです。
そんな時代、野心に燃えるカーティスは3人娘を全米に(白人社会にも)通用するグループ「ドリームガールズ」としてデビューさせた。その為にソウルフルな歌唱力ではなくルックスや軽いビートを重視し、従来黒人の間でウケていたR&Bとは違ったPOPS色を強く打ち出した。カーティスの狙い的中し、彼女たちは白人世界にも認められ、次々にヒット曲を放つアイドルスターの仲間入りを果たしたのだったが・・・

映画で惜しみなく披露される彼女達のファッションは今でもキュート、現代のファッションアイコンでもあるビヨンセの魅力が花開いており、とても魅力的です。
映画を見ていてドリームガールズのモデルでもあるシュープリームスが当時どれだけ画期的な女性ヴォーカルグループだったのかと言う事を映画を見て思い知りました。
彼女達はまさに時代の寵児、ダイアナ・ロスはヴォーグなどを飾るファッションアイコンそのものだったのですね。
小さい頃にダイアナ・ロスを見て「あのおばさんは、なんであんなに自信満々なんだろう?」といつも疑問に思っていたものですが、この映画を見て彼女が主人公ディーナのように扱われていたアイドルだったならば、持っていて当然の自信だと思いました。
ロスさん、知らなくてすみませんでした。
もっと自慢してくださって結構ですよ・・・。

他に映画を見ていて感心したのは、アカデミー賞候補にもなったエフィー役のジェニファー・ハドソン。素晴らしい歌唱力と迫力の存在感で一躍有名になりましたね。
そして、エディー・マーフィが意外に歌が上手いというのも驚きでした。
コテコテの大スター役をこれでもかというくらい熱く演じており、楽しかったです。
エディー・マーフィは今後もこういう味のある脇役を演じると良いのではと思いました。

ドリームガールズの夢のショーは大画面で見ることをお薦めします。華やかでファッショナブルなショーはやはり映画館で見て欲しいな。
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2007年02月17日

それでもボクはやってない

周防監督11年ぶりの作品ということで、邦画を(わざわざ)映画館に見に行きました。カチンコ
前作Shall We ダンス?はテレビで見ましたが結構楽しかったですし、ハリウッドでもリチャード・ギア様&ジェニファー・ロペス女王様の主演でリメイクされ話題になりましたね。
映画
それでもボクはやってない
監督・脚本: 周防正行
音楽: 周防義和
キャスト 加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史 、もたいまさこ 、小日向文世、役所広司
2006年 日本
   船
<あらすじと感想>
舞台は日本、フリーターの金子徹平(加瀬亮)は就職面接の為、朝の通勤ラッシュの電車に乗り込んだ。
下車した駅で女子中学生から「痴漢」と言われてしまう。
身に覚えのない金子は話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行ったが、彼の主張は全く聞き入れられず「痴漢」として警察に連行されてしまう。
取り調べでも頑なに「無罪」を訴える金子は、その日から留置所暮らし、ついには告訴され裁判で無実を訴える戦いが始まったのだった。

まったくフツーの青年が身の潔白を証明する為にどれだけ苦労しなければならないのかを知り、恐ろしく思いました。がく〜(落胆した顔)
日本の警察の取調べ、供述書の実態や、裁判制度の問題点が浮き彫りになればなる程、日本で何かの犯人と容疑をかけられてしまったら、本当は無罪であろうと「もうオシマイであるに等しい」と言うことを知ると虚脱感さえ覚えます。
現代の日本における「裁判」の現実を知るにつけ公明正大という言葉の虚しさを感じるのは私だけではないはずです。
  ビル
日本人の無気力・無関心が日本の政治や司法をダメにしているんだろうなぁ。
大勢を動かすことは容易ではないと思ってしまう無力感がイケないんだろうなぁ・・・と考えてしまう映画です。

ところで、この映画のクレジットにフジテレビのプロデューサー亀山千広さんのお名前が載っていました。フジテレビの人気ドラマを映画化し、現在の邦画ブームの火付け役となった辣腕プロデューサーの亀山氏、日本映画界では重鎮中の重鎮なのでしょうね。
ふーん。ふくろ
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2007年02月16日

あなたになら言える秘密のこと

「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コヘット監督と主演女優のサラ・ポーリーが再び手を組んだ感動の映画と聞いて、先日この映画を見る為に初めて六本木ヒルズにあるTOHOシネマズに行って来ました。
六本木らしく夜遅い上映もあるのが特徴の、なかなかお洒落なシネコンでした。

あなたになら言える秘密のこと
The secret life of words
監督・脚本イザベル・コヘット
総監督:ペドロ・アルモドバルほか
出演:サラ・ポーリー、ティム・ロビンス、ハビエル・カマラ、レオノール・ワトリング
2005年スペイン

あなたになら言える秘密のこと.jpg
<あらすじと感想>
ハンナ(サラ・ポーリー)は誰にも話せない過去の秘密を抱え、家と工場を往復するだけの単調で孤独な毎日を送っていた。
ハンナは世間と自分の関係を遮断した状態で生活している。
ある日上司から1ヵ月の休暇を取るように命じられハンナは仕方なく旅に出ることに。
何の目的も無く訪れたのは寒々とした港町。
そこで偶然、油田採掘現場の事故で火傷を負い一時的に視力を失っている男を看護することになる。

旅行といってもただ家を出てきただけだったし、時間を持て余していたし、あまり多くの人に会わなくてすみそうだからと言う理由でやって来た無口なハンナ。
彼女が担当する患者のジョセフ(ティム・ロビンス)は、すぐには病院に運び込めない程の大怪我にもかかわらず、饒舌でユーモアに満ち溢れていた。

海の上での隔離された環境の中、ハンナはそれぞれに孤独を背負った油田採掘所の風変わりな男たちに少しずつ打解けて行く。彼らは彼女の孤独を感じ取り、詮索することなくほっておいてくれる優しさを持っているのだった。

そしてジョゼフを陸の病院へ搬送する前日、ハンナは心の底に封印していた秘密をジョゼフに語りはじめた・・・。

とても若い女性の1人暮らしとは思えない質素な部屋にひっそりと住み、食べ物にも無頓着、時間をつぶす目的で刺繍をする、生まれつきではないけれど耳が不自由、異常なまでに清潔好き、友達を作ろうとしない・・・こんなハンナをサラ・ポーリーが自然に演じています。
特に大げさな表現が無いので、よりリアルに彼女の抱える孤独と秘密が浮き彫りにされます。
ティム・ロビンスもすっかりメタボな体になってしまいましたが、その語り口は魅力的で、とても素敵なジョゼフ役でした。
きっとあの状況ではハンナでなくとも彼に惹かれるでしょう。
女性と違って男性の魅力は若さや外見ではないんだよなーとつくづく感心しました。
ラスト近くのクライマックスの、ハンナの独白シーンで、彼女の抱えた秘密の大きさに動揺するのはきっとジョゼフだけではありません。考えさせらる事が多い映画です。
最後に、時折聞こえていた小さな女の子の「声」が誰の声であったかもわかるハズです。
私の今年のテーマでもある「再生」をテーマにした良い映画でした。
posted by Chica at 00:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

クィーン

ゴールデングローブ賞でヘレン・ミレンが主演女優賞に輝いたことで俄然注目が集まった本作品を見てきました。

クィーン THE QUEEN
2006年 イギリス
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本 ピーター・モーガン
音楽 アレクサンドル・デプラ
出演:ヘレン・ミレン、 マイケル・シーン、 ジェイムズ・クロムウェル、シルヴィア・シムズ、アレックス・ジェニングス
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<あらすじと感想>
舞台は10年前、1997年のイギリス。
8月31日にパリで交通事故の為ダイアナ元皇太子妃で逝去した。
この訃報を契機に「悲劇のプリンセス・ダイアナ」、「王室不要論」がイギリスだけでなく世界中を沸かせました。

英国のパラと言われたダイアナの死を当時世界がどのように受け止めたか、そして英国王室はどう対応したかを、エリザベス女王側の視点でドキュメンタリー風に描いています。

映画を見る前は「英国王室の内情を暴露するようなゴシップ系の映画なのになぜ数々の映画賞を受賞する程に評価されているのかしら?」と不思議に思っていましたが、実際映画を見た後に納得しました。
物語はダイアナ元妃の死後イギリス国民が王室不要論へと傾いて行く中、国民との信頼関係と愛情を信じていたエリザベス女王の苦悩を中心に思いのほかスリリングに描かれており、脚本も担当したフリアーズ監督の手腕と女王役のヘレン・ミレンの演技力のお陰でバランスが保たれた良い映画に仕上がっておりました。

例えば、10年前の実際の映像「王室一家がバッキンガム宮殿の門の前に飾られた花束に添えられたメッセージを読んでいる」シーン、この時に実はエリザベス女王はダイアナ宛のメッセージを見て「自らが信じてきた国民の王室に対する感情」を知り裏切られたと感じ、敗北の悲しみと失望に満ちていたなんて、その映像をテレビで見ていた当時はそんな事はあまり考えていませんでした。
当時、イギリスの人々の思惑がどんなものであったかというのを、今改めて知るのはとても興味深く、女王にも親しみを持ちました。
(ピンクの起毛のガウンに湯たんぽを抱える姿はキュートなおばあちゃんです。)

当時、首相に就任にしたばかりのトニー・ブレアが国民と王室の狭間で苦慮する様子や、英国王室のメンバーや彼らを取り巻く人々の思惑がどんなものであったかというのを「実物と似ている俳優さん」が演じてくれるので、フィクションだったとしても、リアルな感じでした。(笑)

「英国万歳」、「ゴスフォード・パーク」などにも出演しているヘレン・ミレンさん、ハリウッド型の美顔&スタイル命ではない、味のある年の取りかたをした良い女優さんです。
こういう女優さんはヨーロッパに多く、ハリウッドには滅多にいませんね。
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2007年02月11日

硫黄島からの手紙

ゴールデングローブ賞ノミネート作品なのでチェックしました。
今年のchicaは一味違います。邦画もみるわ!
昨年あれほど邦画ブームだったにもかかわらず邦画を見ていないchicaですが、今年は早々に映画館に行って見てしまいました。(ってセリフはオール日本語だけどクリント・イーストウッド監督のこの映画は邦画というカテゴリーではないかも・・・)
この後、邦画では周防監督の「それでもぼくはやってない」を見てみようと思っています。

硫黄島からの手紙
Letters from Iwo Jima
製作・監督:クリント・イーストウッド
製作:スティーブン・スピルバーグ、ロバート・ローレンツ
原案・ポール・ハギス
脚本:アイリス・ヤマシタ
音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーブンス
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、裕木奈江、中村獅童
2006年アメリカ

<あらすじと感想>
第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる「硫黄島の戦い」を、日本側の視点から描いた戦争映画。
硫黄島でアメリカ軍を悩ませた名将である栗林忠道中将(渡辺謙)と彼の部下たちによる死闘が一人の若き日本軍兵士・西郷(二宮和也)の目を通して描かれています。
lettersfromiwojima1.jpg
当時の陸軍の中将としては異端児だったのではないかと思う程、無意味な精神主義を嫌い、全ての兵士の命を尊重し、現実的な作戦を展開し、常に日本を守る為の軍人であることを信条にしていた司令官だった栗林中将。
援軍の見込みも無く、生きて帰れないという絶望の中、いっそのこと潔く玉砕することを選ぼうとする指揮官が多いが、栗林はあくまでも生きて戦う事を主張する。こんな精神力の強い日本人が昔はいたんですね。

一方、最後の最後まで軍人として敵と戦い抜く道を選ぶ彼に逆らい「玉砕」を望む部下も現れて・・、小さな島の小さな軍隊の中にも、陸軍海軍の反目や上官との軋轢などの齟齬が存在するんです。
人間の性なのか、あんな事態でもまだいがみ合うなんて悲しい。

監督が日本人でない為、天皇の御為とか、玉砕とかを美化することなく、むしろアメリカ人視点で「理解しにくいもの」として描いている。
第二次世界大戦末期の日本の軍隊の迷走ぶり、日米両国の兵士達ひとりひとりに同じように母や家族、そして恋人がいたことを、現代人の視点から冷静に描いており、力まない反戦メッセージになっているような気がする。

この映画とは対をなすアメリカ側から硫黄島を描いた「父親たちの星条旗」は既にロードショーが終わっているのでDVDが出るまで待つつもり・・・
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2007年02月08日

イン・ザ・カット

夜中の3時過ぎまで眠れない慢性寝不足が続いておりますが、さすがに翌日も「なぜかずっと元気!」という時期は過ぎました。「躁」の状態から抜け出したのかもしれません。
本日も冬の夜長に映画評を・・・・

メグ・ライアンが「演技派」という枕詞が欲しくてわざわざニコール・キッドマンから主役を奪ったといわれている、ジェーン・カンピオン監督の「イン・ザ・カット」をご紹介します。
果たして苦労した甲斐はあったのか、メグ?
私は製作側にまわったニコールの方が賢かったと思います。

イン・ザ・カット映画
IN THE CUT
2003年アメリカ
監督:ジェーン・カンピオン 
脚本:スザンナ・ムーア 
製作:ニコール・キッドマン 、ローリー パーカー 
出演者:メグ・ライアン 、マーク ラファロ 、ケビン・ベーコン 、ジェニファー・ジェイソン・リー

<あらすじと感想>
舞台はニューヨーク、大学で英語講師を務めるフラニー(メグ・ライアン)は、他人と一定の距離をおくことで心の平穏を保ってきた女性だった。猫
ある日彼女の家の近くでバラバラ殺人事件が起こる、犯人らしき人物を目撃したフラニーは事件の担当刑事マロイ(マーク ラファロ)に事情聴取を受ける。
このマロイとの出会いが彼女の心の均衡を崩し始め、非日常的で甘美な官能の世界へとおちていくことに・・・。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)

キュートな笑顔で「ハリウッドの恋人」的存在だったメグ・ライアンが、年齢的にもピンチになり、スランプ気味だった自分に活を入れようとしたのだろうか。
とにかく演技派を目指し、可愛いイメージを一新すべく、「ピアノレッスン」で女性の官能を描いたら天下一品と評されるジェーン・カンピオン監督とタッグを組んで挑んだラブ・サスペンス映画です。カチンコ
自ら積極的にヌードを披露しているが、「チャーリズ・エンジェル」でキャメロンちゃんと並んでも引けを取らない見事な人体改造で女優のド根性を見せたデミ・ムーアのような気合が無い為なのか、メグの場合は披露するような体を作る前に映画がクランクインしてしまった模様です。夜

新境地に挑む意欲が虚しく空回り、悲しい結果となりました。
相手役のマロイも魅力的には見えませんでした。
何で彼だったんでしょうか?
役を奪われた製作側ニコールの軽い復讐だったのかしら?
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2007年02月07日

リトル・ミス・サンシャイン

良い子供は家族を救うのですね。主役のオリーブちゃんはまさに家族にとって「太陽の光」のような存在でした。この映画、小作品ながらサンダンス映画祭をはじめとして多くの国際映画祭で絶賛され、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた作品だけのことはあります。
見た後にほのぼのとするアメリカ版「子はかすがい」映画です。
リトル・ミス・サンシャイン
LITTLE MISS SUNSHINE
2006年 アメリカ
リトルミスサンシャイン.jpg リトルミスサンシャイン2.jpg
監督:ジョナサン・デイトン / ヴァレリー・ファリス
製作:アルバート・バーガー / デイビッド・T・フレンドリー
脚本:マイケル・アーント
音楽:マイケル・ダナ
出演:アビゲイル・ブレスリン、グレッグ・キニア、トニ・コレット、ポール・ダノ、アラン・アーキン、スティーヴ・カレル
<あらすじと感想>
舞台はアメリカの片田舎。
ちょっと小太りの眼鏡っ子のオリーブ(アビゲイル・ブレスリン)ちゃんの夢は美少女コンテストで優勝すること。(なぜか)地方予選で第2位に選ばれていたオリーブちゃんは、第1位の子が不正にダイエットしていたことが発覚し、タイトルを剥奪された為、繰り上げ優勝となり急遽LAで開催される「リトル・ミス・サンシャイン」コンテストの出場権を手に入れた。
夢の実現が目の前にせまったオリーブちゃんの為、問題だらけの家庭は一台の黄色いワゴンに乗り込んでLAを目指すことに。
車を運転する父リチャードは、仕事をやめ「独自の成功メソッド」で一旗あげようと家財をつぎ込み営業活動に励んでいる。助手席には家庭に疲れ家事を放棄ぎみの母シェリル(トニ・コレット)。
後部座席に座るのはシェリルの兄フランク、彼はゲイの恋人と職業上の矜持を同時に失い、自殺を図った挙句、この家に引き取られたばかり。フランク叔父さんの隣にはコカインで老人ホームを追い出されたおじいちゃんとニーチェに傾倒し空軍学校に合格するまで「無言の誓い」を立てて一言も話さないオリーブのお兄ちゃん。
てんでバラバラに勝手なベクトルで生きていた家族が、幼いオリーブちゃんのコンテストにかける夢を叶える為の旅を通して、ひとつになっていく心温まるロードムービーです。
確かに小さい子供がいると、自分のちょっとしたワガママやイライラも我慢して歩調をあわせようとしますよね。そのちょっとの譲り合いが家族にとっては大切で、小さい子供の笑顔がそんなちいさな我慢をいとも簡単にしてくれるというのを実感する映画でした。
子はかすがい、昔の人は短い言葉で家族の真理を表現しているなと思いました。

とにかく主人公のオリーブちゃんが、健気で可愛らしい。
彼女のお願いならちょっと無理しても聞いてあげようと思う。
他のミスコンずれしたライバルの子供達の作られた笑顔(最近はこんな子供ばかりみかけます)より、オリーブちゃんの素朴さを誰もが愛するハズです。
おじいさん、お兄ちゃんのキャラも気に入りました。
個人的にもルネッサンス(再生)が今年のテーマなので、癒されたし、ピッタリの映画でした。
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2007年01月30日

マリー・アントワネット

見るつもりは全く無かったのですが、amigaに誘われて見に行きました。
予告ではパステル調のとても可愛らしい映像が魅力的なのに、なぜカンヌでそんなにも不評だったのかしらと不思議に思っていたのですが、見て納得してしまいました。
ロスト・イン・トランスレーションやヴァージン・スーサイトと同じタッチで「マリー・アントワネット」は語り尽くせなかったという一言に尽きると思います。
豪華で綺麗な映像、贅沢な暮らしの中に生きる女性の瑞々しさや感性をそのまま表現しただけではヨーロッパ人には足りなかったと言うことに違いありません。
映画を見ていて「これなら「マリー・アントワネット」じゃなくて「パリス・ヒルトン(時代物コスプレ版)」というタイトルでも良かったかも?」と思っちゃいました。
中身はありませんが、美しいドレスや靴、おいしそうなケーキ、芸術品のようなお料理、ギャンブルのコインだってキャンディーカラーで可愛らしい。
まさに美しいベルサイユ宮殿での夢のような生活を追体験できる(しかも当時の不衛生さなんて微塵も表現されていない、ひたすら良いとこ取り)、夢のような映画であることは間違いありません。そういう意味では大変楽しめました。
ソフィア・コッポラは骨の髄からお嬢様なんだなぁ・・と実感した映画でした。
マリーアントワネット.bmp
マリー・アントワネット
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
製作:フランシス・フォード・コッポラ
衣装:ミレーナ・カノネロ
音楽:ブライアン・レイツェル
出演キルスティン・ダンスト 、ジェイソン・シュワルツマン 、ジュディ・デイヴィス、ジェイミー・ドーナン、ローズ・バーン
<あらすじと感想>
皆様良くご存知のマリー・アントワネットがオーストリアから嫁入りして、民衆に捕らえられるまでのお話です。
14歳で興し入り、ネクラなルイ16世との結婚生活に幻滅しながらも故国とフランスの為に「自分の魅力を失わず任務(王子を産み婚姻関係を堅実なものとすること)を遂行せよ」と言う言葉に強いプレッシャーを感じながら生活している。
やがて彼女のストレスのはけ口は、贅沢なドレスや靴、派手な髪型、パーティーへと向けられる。
結局、超お嬢様のソフィア・コッポラが「実物大のアントワネット」を描くつもりでいたら「フランス時代のパリス・ヒルトン」が出来上がってしまった・・・と言う感じでしょうか。
私はソフィア・コッポラの映画が好きなので、この映画もそんなにけなすつもりはなかったの。この映画だってケーキや靴のアップやレースにうっとりで楽しかったし、音楽だってソフィア風で良かったわ。
でもやっぱりロスト・イン・トランスレーションやヴァージン・スーサイトの方が数倍良かったかな・・・ソフィア、次回作を期待しているわ。
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2007年01月28日

007

ちょっと前になりますが渋谷の映画館で見ました。
シリーズ第21弾なんですって、私は一体何本見たのかしら。
マイ・ファースト「007」映画はテレビの洋画劇場かなにかでボンド役はショーン・コネリーでしたがタイトルとかハッキリ覚えていません。
007っていつも漫然と見てしまっているような気がします。

今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ「007」になる前の物語が語られる・・なんて予告で言うから期待したら、映画の始めの方であっさり「007」になっちゃってました。(笑)
そう言えば歴代のボンドって誰だった?と言うことで調べてみました

初 代:ショーン・コネリー(第1〜5作目、及び7作目)
2代目:ジョージ・レーゼンビー(第6作目に主演)
    このあと「やはりボンド役はコネリーだ」と言う訳で、ショーン・コネリーが2.5代目として第7作目の映画に返り咲いています)
3代目:ロジャー・ムーア(第8〜14作目)
4代目:ティモシー・ダルトン(第15,16作目)
5代目:ピアース・ブロスナン(第17〜20作目)
6代目:ダニエル・クレイグ(第21作目)
となります。
2代目のジョージ・レーゼンビーがどんな顔かすらも記憶にありませんが、ディモシー・ダルトンが抜擢された時の世間のブーイングは覚えております。
映画館ではピアース・ブロスナンのボンドから見ていますが、その前見た007シリーズは全部テレビだったような気がします。

007/カジノ・ロワイヤル
CASINO ROYALE
監督 マーティン・キャンベル
原作:イアン・フレミング
出演 ダニエル・クレイグ 、エヴァ・グリーン 、マッツ・ミケルセン 、ジュディ・デンチ 、ジェフリー・ライト 他
アメリカ、イギリス 2006年
カジノロワイヤル.jpg
<あらすじと感想>
■ストーリー:
英国のMI6公認の殺しのライセンス「00(ダブルオー)」を取得する前のボンドは、暗殺の仕事を2度成功させ、冒頭あっさり「007」となる。
007となったボンドの最任務は、世界中のテロリストの資金源となっている男ル・シッフルの資金を絶つことだった。
ル・シッフルがモンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」で大勝負に出ることが明らかとなるり、ボンドはその目論見を阻止するために「カジノ・ロワイヤル」で行われるポーカーの大会へ参加すべくモンテネグロへと向かう。
そんなボンドのもとに、英国政府は大会参加の資金1500万ドルの監視役として財務省から美女ヴェスパーを送り込む。
最初はお互いに虫の好かない相手だったが、危険を共にする内に次第に心惹かれていく…。
あらすじは水戸黄門同様あまり変化はありませんが、今回は「ボンドが本気で恋をする」というのがポイントだったらしいです。
ボンド映画でお馴染みのミス・マニーペニーとQは登場しないのもちょっと寂しい変更点といえます。

マダガスカル、バハマ、マイアミそしてモンテネグロのカジノ、相変わらずロケ地は豪華で華やかな映画です。
ダニエル・クレイグは全裸シーンがあったので、相当鍛えたんでしょうね。
ターミネーターのシュワちゃんみたいな体でした。
正装も以外に似合っていましたし、ボンド役合格だと思います。
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2007年01月27日

スナッチ

スピード感あふれる構成、プロットも面白い。
見た目もそんなに悪くない英国男のガイ・リッチー監督。この映画を見たらマドンナじゃなくても彼の才能に惚れてしまう女性は多いことでしょう。この映画がきっかけでブレイクしたジェイソン・ステイサム(トランスポーターの主役となり有名スターの仲間入りをしましたね)や「是非あなたの映画に出してください」と電話で直談判して出演したブラピの役が良かったです。
ガイ・リッチーの初期のヒット作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」もDVD借りてみようかな。あるかな?
スナッチ Snatch
監督、脚本: ガイ・リッチー
製作:マシュー・ボーン
音楽:ジョン・マーフィー
出演 ベニチオ・デル・トロ 、デニス・ファリーナ 、ヴィニー・ジョーンズ 、ブラッド・ピット 、レイド・セルベッジア 、ジェイソン・ステイサム
2000年 英国
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<あらすじと感想>
舞台はロンドンの下町イースト・エンド。
ボクシングのプロモーター、ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)と相棒トミー(スティーヴン・グレアム)は、裏会社の大物になろうとボクシングのノミ屋経営で大儲けしているブリック・トップ(アラン・フォード)に接近し、彼のために八百長試合を仕込むことになる。
当日八百長に使うボクサーを連れてパイキー(流浪民達をそう呼ぶらしい)のキャンプへ車を安く買うために訪れたトミーはパイキー達に騙されてしまう、文句をつけるとパイキーグループのリーダーミッキー(ブラッド・ピット)に八百長試合を控えた大事なボクサーをノック・アウトされてしまった。
一方、ベルギーでは86カラットのダイヤが盗まれる事件が起きていた。
強盗団の一人フランキー(ベネチオ・デル・トロ)アントワープの宝石商から大粒のダイヤを強奪することに成功。ボスのアビー(デニス・ファリーナ)からロンドンで小粒の宝石をさばけと命令され、ダグ・ザ・ヘッド(マイク・リード)を尋ねることにする。しかしフランキーはなんでも屋ボリス(ラデ・シェルベッジヤ)のところへ行くように強盗仲間に言われ、そこでボリスに賭けボクシングに誘われる。賭け事に目がないフランキーは、大粒ダイヤを持ったままノミ屋へ行き、そこからダイヤの強奪戦が始まる・・・・
ストーリーは次々と展開し、息つく暇もないほど。
事態はどんどん混乱して行き、何のかかわりもなかった登場人物達がつながって行くおもしろさ、脚本がいいからなせる技です。
スタイリッシュ映画の元祖とも言えそうな映画ですが、次の映画「スウェプト・アウェイ」(妻:マドンナ主演)がコケてしまって以来、ぜんぜん撮影していませんね。
まさか映画3作で燃え尽きてしまった訳ではないと思いますが・・・
またガイ・リッチーらしいウィットとスピードに満ちた映画を作って欲しいものです。
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2007年01月26日

幸せのちから

ホームレス状態から成功し、アメリカンドリームを実現させたクリス・ガードナー氏の実話をもとに作られた感動の映画。人気俳優ウィル・スミスが「演技派」と「アカデミー俳優」というタイトルを狙って製作から参加している意欲作(?)です。
子役は彼の実の息子なのだそうですが、鼻が良く似ていてとっても可愛らしいです。
演技も自然だし、きっと自慢の息子なんでしょうね。実生活ではスポイルされてなければいいのですが、スターの子供で映画にも出ちゃうくらいだと「素直にすくすく育つ」は無理かもしれませんね。ジェイデン君、少なくともドリュー・バリモアのような青春期を送らないことを祈っております。

幸せのちから
THE PURSUIT OF HAPPYNESS
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:スティーヴン・コンラッド
音楽:アンドレア・グエラ
製作:ウィル・スミス、トッド・ブラック他
出演:ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス 、タンディ・ニュートン 、ブライアン・ホウ 、ジェームズ・カレン
アメリカ、2006年
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<あらすじと感想>
舞台はサンフランシスコ、医療器具のセールスマン、クリス・ガードナー(ウィル・スミス)は5歳の息子と働き者の妻との3人暮らし。売れると信じて大量に買い付けた高価な商品が思うように売れず、家計は逼迫し妻のアルバイト収入でやっと生活している。
なんとか売上を上げようと努力する一方、自分の能力を信じて全く経験のない一流証券会社への就職にチャレンジしようとするガードナーは妻から見ればただ現実逃避しているようにしか見えない。尽きることのない家計のプレッシャーと不安についに耐え切れなくなった妻は家を出ていってしまう。
こうしてシングル・ファザーとなったクリスはアパートの立ち退きを命じられ、四面楚歌の状態で路頭に迷うことに・・・。
彼の目標はただひとつ、一流証券会社の中途採用に応募し、6ヶ月間の「無償トレーニング期間」中に活躍し、20人のライバル達の中からただ一人「正社員」として選ばれることだった。全財産21ドル。幼い息子を連れてクリスの挑戦が始まった・・・
このお話の主人公ガードナー氏は、現在会社を経営しお金持ちになっているそうですが、これが実話だとしたら異様にガッツのある、強運の持ち主です。やっぱりお金持ちになる人は尋常ではないんですね。普通の人では到底耐えられない境遇に耐え抜きます。

そして映画の中ではウィル・スミスが陸上選手のように走りまわります。
彼、身軽ですね。スーツ着ていても軽々と走ります。中年で白髪交じりの役なのにあの軽やかな走りはどうなの?とは思いますが、実際のウィル・スミスだってそう若くないのに、走るすがたがとても若々しくて驚きます。ハリウッド・スターの鍛え方は違いますね。
・・・・と違う所に感動していましました。
オリジナルタイトルは「幸福の追求」ですが、邦題は「幸せのちから」
日本人がやわらかい感じのタイトルが好きなんでしょうかね。
「幸せのちから」の方が元気になりそうな映画な気がするから不思議です。
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2007年01月25日

ヘンダーソン夫人の贈り物 ヘンダーソン夫人の贈り物

期待しないで見に行きましたが、結構気に入った映画です。
ジュディ・デンチが楽しそうに演じていました。
彼女は映画選びが上手ですね。

MRS.HENDERSON PRESENTS
監督:スティーブン・フリアーズ
音楽:ジョージ・フェントン
脚本:マーティン・シャーマン
衣装:サンディ・パウエル
出演:ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス、ウィル・ヤング、ケリー・ライリー
2006年 イギリス
ヘンダーソン夫人.jpg
<あらすじと感想>
舞台は1937年のイギリス。
長年連れ添った夫を失い、未亡人として莫大な遺産を相続したヘンダーソン夫人(ジュディ・デンチ)は徒然の時間をなんとかする為に、刺繍をしたり上流階級の夫人達が主催するボランティアの会合に出席したりしてみたが、どれも性にあわず退屈を極めていた。
そんなある日たまたま車で通りかかったソーホーで、古い劇場が売られているのを見つけ、「何かショーを上映するなんてどうかしら?」と単なる思い付きでその劇場を購入する。
さすがに自分では運営出来ないので、ユダヤ系の劇場支配人を雇い、経営をスタート。
オーディションで好みの役者を選んで・・・と持ち前のおてんばな性格を発揮し、劇場経営という新しい生きがいを見つけたヘンダーソン夫人だったがすぐに経営不振に陥ってしまい・・・
ヴィクトリア王朝時代のモラルにガチガチに縛られたお上品の極みの上流階級の行動規範からはずれ、劇場を救う窮余の策として「女性のヌードレビューをステージで見せる」という前代未聞の企画を打ち出した。
戦時中、爆撃にさらされるロンドンで戦地に赴く兵士たちの熱烈な指示を受け、ウィンドミル劇場の「芸術的ヌードレビュー」は一種の社会現象になった。
このお話は実話に基づいているそうです。いつの時代にも自由な思想を持ち、常識に挑戦する人はいるものですね。
古い時代の上流階級出身の富豪未亡人なので相当浮世離れしているヘンダーソン夫人をジュディ・デンチが生き生きと演じています。
彼女が現職の大臣を小さいときからの知り合いだからと言って子供のように扱ったりする所や、ユダヤ人の劇場支配人(ボブ・ホスキンス)に対する当時の偏見を伴うやりとりが面白い。
レビューのトップダンサー役にあの「ロシアン・ドールズ」「スパニッシュ・アパートメント」のケリー・ライリーが出ており、大女優ジュディ・デンチと堂々と渡り合っておりました。
ケリー・ライリーは美人ではないですが良い女優さんですね。今後も注目です。
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2007年01月24日

ディパーテッド

なぜかアカデミー賞に恵まれない監督マーティン・スコセッシの最新作。
なんでもあの香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッド版なのだそうです。
インファナル・アフェアはとっても評判の良かった映画ですが、まだ見ていないので、ハリウッド版の出来が劣ったとしても気にならないというアドバンテージがあったので、気楽に見に行きました。(笑)

ディパーテッド
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ 、マーティン・シーン
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ウィリアム・モナハン
音楽 ハワード・ショア

<あらすじと感想>
舞台はアメリカ。貧困と犯罪が渦巻くボストンの南部。
犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業した。しかし警察での初日に呼び出され、いきなり極秘の「マフィアへの潜入捜査」の特命を受ける。
もうひとり同じ日に警察に入ったコリン(マット・デイモン)は、いきなり刑事に抜擢される。
エリートコースにのったコリン、実は幼い時から地元のマフィアのボスであるコステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ち、警察内部の情報をコステロに流す為に警察官になった男だった。
お互いに素性を知らないビリーとコリンのスリリングな戦いが繰り広げられる。
果たして勝つのは誰だ?・・・・ハードボイルドです。
マフィアのボス役のジャック・ニコルソンの役は演出過剰で気持ち悪る過ぎでした。
アクション映画に備えて、鍛えに鍛えたレオ様とマット・デイモン、どちらも体はかなり絞り込んでいるのに顔だけシェイプアップ出来ていない為、ちょっと似て見えます。(笑)
更にレオ様は苦悩の男を熱演するあまりなのか、眉間の皺が普段でも消えず常に気難しい顔になっておりました。あの眉間の皺、ずっと取れないのではないかと心配してしまいました。
映画は原作が名作とあってそれなりに面白かったです。
インファナル・アフェアを既にご覧になっている方は、この映画とは完全に別の映画だと思って見れば楽しめると思います。

それにしてもこの2人顔がぽっちゃりで区別つきにくくなってる・・・
レオ様、少年の頃のすっきり顔に戻って!!
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2007年01月19日

第64回ゴールデングローブ賞

アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞授賞式が1月15日に開催されました。ゴールデングローブ賞は映画好きのchicaが必ずチェックする映画賞のひとつです。
今年は「バベル」、「ドリームガールズ」、「クイーン」がおもしろそうですね。

***第64回ゴールデングローブ賞主要部門受賞結果***

○最優秀作品賞(ドラマ部門) →「バベル」
ノミネート
「Bobby/ボビー」
「The Departed/ディパーテッド」
「Little Children/リトル・チルドレン」
「The Queen/クイーン」

○最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ部門) →「ドリームガールズ」
ノミネート
「Borat/ボラット」
「The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔」
「Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン」
「Thank You for Smoking/サンキュー・スモーキング」

○最優秀監督賞 →マーティン・スコセッシ「The Departed」
ノミネート
クリント・イーストウッド「Flags of Our Fathers」
クリント・イーストウッド「Letters from Iwo Jima」
スティーブン・フリアーズ「The Queen」
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ「Babel」

○最優秀主演男優賞(ドラマ部門) →フォレスト・ウィテカー「The Last King of Scotland」
ノミネート
レオナルド・ディカプリオ「Blood Diamond」
レオナルド・ディカプリオ「The Departed」
ピーター・オトゥール「Venus」
ウィル・スミス「The Pursuit of Happyness」

○最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門) →サシャ・バロン・コーエン「Borat」
ノミネート
ジョニー・デップ「Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest」
アーロン・エッカート「Thank You for Smoking」
キウェテル・イジョフォー「Kinky Boots」
ウィル・フェレル「Stranger Than Fiction」

○最優秀主演女優賞(ドラマ部門) →ヘレン・ミレン「クイーン」
ノミネート
ペネロペ・クルス「Volver」
ジュディ・デンチ「Notes on a Scandal」
マギー・ギレンホール「Sherrybaby」
ケイト・ウィンスレット「Little Children」

○最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門) →メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」
ノミネート
アネット・ベニング「Running with Scissors」
トニ・コレット「Little Miss Sunshine」
ビヨンセ・ノウルズ「Dreamgirls」
レニー・ゼルウィガー「Miss Potter」

○最優秀助演男優賞 →エディ・マーフィ「ドリームガールズ」
ノミネート
ベン・アフレック「Hollywoodland」
ジャック・ニコルソン「The Departed」
ブラッド・ピット「Babel」
マーク・ウォルバーグ「The Departed」

○最優秀助演女優賞 →ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
ノミネート
アドリアナ・バラサ「Babel」
ケイト・ブランシェット「Notes on a Scandal」
エミリー・ブラント「The Devil Wears Prada」
菊地凛子「Babel」

○最優秀外国語作品賞 →「硫黄島からの手紙」(アメリカ)
ノミネート
「Apocalypto/アポカリプト」(アメリカ)
「The Lives of Others/善き人のためのソナタ」(ドイツ)
「Pan's Labyrinth/パンズ・ラビリンス」(メキシコ)
「Volver/ボルベール」(スペイン)

○最優秀アニメ賞 →「カーズ」
ノミネート
「ハッピーフィート」、「モンスター・ハウス」

○最優秀脚本賞→「クイーン」
ノミネート
「バベル」、「ディパーテッド」、「リトル・チルドレン」、「Notes on a Scandal」

○最優秀音楽賞 →「The Painted Veil/五彩のヴェール」
ノミネート
「バベル」、「ダ・ヴィンチ・コード」、「The Fountain」、「Nomad」
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