2007年08月14日

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

7/16にハリー・ポッターの第6巻目の本が発売になって話題になりましたね。
ニュースをテレビで見ましたがが、日本では並んでまで購入していたのは(英語版のみだからか)大人ばかりでした。
このシリーズは第一話から全て映画館で見ているので、今回も映画館へ足を運びました。
第一話の子供らしい顔のハリーが好きだったので、ダニエル・ラドクリフがすっかり青年になってしまって、ちょっと寂しいです。
あの年齢は成長と変化が激しい時期なんだなーと実感。ラドクリフ君の成長ぶりをまるで「親戚の子」を見るような視点で見てしまいます。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(シリーズ第5作目)
Harry Potter and the Order of the Phenix
監督:デビッド・イェーツ
脚本:マイケル・ゴールデンバーグ
製作:デビッド・ヘイマン
原作:J・K・ローリング
音楽:ニコラス・フーパー
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ、ゲイリー・オールドマン、イバナ・リンチ、アラン・リックマン、マギー・スミス、イメルダ・スタウントン、デビッド・シューリス、マイケル・ガンボン、ヘレナ・ボナム・カーター
2007年アメリカ映画

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<あらすじと感想>
ホグワーツ魔法魔術学校の5年生となったハリーたち。
闇の帝王ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の復活を目の当たりにしたハリーだったが、魔法省の大臣はその恐ろしい事実を認めようとしない。
さらにハリー達の活動を阻止しようとする魔法省はホグワーツ魔法学校に保守的なアンブリッジ女史を派遣。彼女は「闇の魔術に対する防衛術」の担当だったが、子供には不要な教科であると言って、まともに防衛術を教えようとしない。
ヴォルデモートとの戦いには防衛術が必要だと感じたハリー達は、アンブリッジ女史の目を盗んで独自に有志を募り「ダンブルドア軍団」を結成。来たる戦いに向けて、こっそり防衛術の鍛錬を始める。
頑固なアンブリッジ女史の恐怖政治が吹き荒れる魔法学校で、ハリー達の運命は?
そして闇の帝王ヴォルデモート卿との宿命の対決の結果は?

今回は悪役が沢山出てきます。
ヘレナ・ボナム・カーターをはじめとする「大人の魔法使い」が嬉々として悪役になり、カッコイイポーズを研究し、戦いのシーンを演じています。
ハリーの精神的成長を応援しつつ、青春と言っていい時期を過ごす彼らと一緒に「悪い魔法使い軍団」と戦う体験を味わうのは楽しいものでした。
このシリーズも5作目を迎え、前作を見ている私は映画の出来云々言うより、ハリーの成長を見届ける方に重きを置くようになってしまいました。(笑)
これはお薦めの映画なのか?というのは今までこのシリーズを見ていたかどうかにかかって来ます。
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2007年07月29日

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2007

ちょっと前になりますが、お誘いを受けラフォーレ原宿で開催されたSHORTS FILM FESTIVALにでかけました。
映画作りの原点、ショートフィルムはまず映画を作ろうとする人達がトライするものですので、製作側の映画に対する情熱や野心などが如実に表れていてとても面白かったです。
全部で8作品をたて続けに見ましたが全く飽きませんでしたし、素晴らしい作品もいくつかありました。
映画が好きな人が集まって、映画への熱く思いを吐露できる場。
ファンには堪らないフェスティバルです。

以下、私がみた作品をご紹介します

*In the Mood(そんな気分)
製作:Hannah Robinson
製作データ:7:00 / コメディ / イギリス / 2006
軽快で楽しい作品

*Trapped(罠)
製作:Eric Laurence
製作データ:15:00 / ドラマ / ブラジル / 2005
パラノイア的で怖い感じ

*Gratte-Papier(Penpusher)(メトロのラブレター)
製作:Guillaume Martinez
製作データ: 8:07 / ロマンチックコメディ / フランス / 2005

*Checkpoint (チェックポイント)
製作:Ben Phelps
製作データ: 11:30 / ドラマ / オーストラリア / 2006
好みではありませんでした

*Corps(ダンス部隊)
製作:Jesko von den Steinen & Tony Babinski /
製作データ:9:30 / エクスペリメンタル / カナダ / 2005

その昔デビッド・ボウイともコラボしていたモントリオールの「ラ・ラ・ラ・ヒューマンステップス」みたいなダンスで綴る映画。
好みでした。

*Room 10 (10号室)
製作:Jennifer Aniston、Andrea Buchanan
製作データ:19:00 / ドラマ / アメリカ / 2006
主演:ロビン・ライト・ペン、クリス・クリストファーセン
ブラピの前妻ジェニファー・アニストンプロデュース作品。
主演はショーン・ペンの妻ロピン・ライト・ペン
ハリウッドセレブの資本が入ったショートムービーは他の作品と照明からして違います。お金かかってそうな作りでした。

*50 Cents (50セント)
製作:Mathijs Geijskes
製作データ: 5:10 / ドラマ / オランダ / 2005
可愛い映画でした

*Distant Memory (遠い記憶)
製作:Michael Schäfer
製作データ: 9:52 / ドラマ / ドイツ / 2005
グッと来る佳作です
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2007年07月27日

キンキーブーツ

予告編を見て気に入っていたのに人生ゴタゴタした時期で、結局映画館へは見に行けなかった映画です。
予想していたとおり「フルモンティ」とか「ブラス」の流れを汲む再生をテーマにしたイギリスらしいドラマでした。

キンキーブーツ
Kinky Boots
監督 ジュリアン・ジャロルド
脚本 ジェフ・ディーン 、ティム・ファース
音楽 エイドリアン・ジョンストン
出演:ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー 、サラ・ジェーン・ポッツ 、ジェミマ・ルーパー 、リンダ・バセット 、ニック・フロスト
2005年 アメリカ&イギリス

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<あらすじと感想>
舞台はイギリスの保守的な田舎町。
優柔不断でどこか頼りないチャーリー(ジョエル・エドガートン)は父親の突然の死により倒産寸前に追い込まれた伝統的な紳士靴を作る工場を相続することになった。
父の時代から働いてくれていた工員のリストラをしてみたり、どうにかして工場を救いたいと必死のチャーリー。
ある日、婚約者に会いにでかけたロンドンのソーホーで偶然出会ったドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)からインスピレーションを得て、ドラッグクイーン(頑丈な男)が履いても壊れない作りのウルトラセクシーなブーツを新商品として開発しようと思いつく。

代々コンサバティブで実用的な紳士靴を作っていた工場の従業員達は、いきなりドラッククィーンの為の「キンキーブーツ」を作ると言い出す若社長に戸惑いを隠せない・・
果たして工場はこの改革に乗って行く事ができるのか?

この映画、実話に基づいた作品だというから「事実は小説よりも奇なり」ですね。

登場人物も魅力的で、とても楽しめる映画でした。お薦めです!
(敢えて1つだけ難点を言えば、ローラ役のキウェテル・イジョフォーさん、歌があまり上手くありません。ステージでの歌のシーンでその歌唱力ゆえに人気のあるドラッククィーンという感じがしないのが残念でした。吹き替えを使ったほうが良かったのでは?と思いましたが、それ以外はパーフェクト!)
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2007年07月26日

西遊記

「フジテレビが製作している映画はテレビドラマの域を超えないシロモノなので見ない」というポリシーを甥っ子との付き合いの為に破り映画館へ出かけました。
SMAPの香取慎吾が主演、フジテレビ系列で放送されたドラマの劇場版は、西遊記のお話の中でもポピュラーな「金角と銀角」と魔法の瓢箪のエピソードが題材でした。

西遊記
監督:澤田鎌作
脚本 坂元裕二
音楽 武部聡志
出演:香取慎吾 、深津絵里 、内村光良 、伊藤淳史 、水川あさみ 、大倉孝二
2007年 日本

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<あらすじと感想>
天竺を目指す旅の途中、砂漠の町に立ち寄った三蔵法師一行は王宮に招かれ、魔法で「亀」にされてしまった王様と王妃様を助けて欲しいと王女玲美に頼まれる。
強い魔力を持つ金角(鹿賀丈史)と銀角(岸谷五朗)は、豊かだった王国の緑と財宝を奪い、国を支配している。
王女と孫悟空たちは一緒に金角・銀角を倒す旅に出発することになるが、果たして一行は強敵を倒せるのか?

個人的には三蔵法師は夏目雅子の方が俄然役柄に合っているような気がします。大柄な孫悟空、香取慎吾の天真爛漫さがニュー孫悟空の魅力になっているようです。
映画にちりばめられた「しょうもないギャグ」が小学生にはウケるらしく、劇場は始終笑い声で満ちておりました。
皆が楽しそうに笑っている場所にいるのもたまには悪くありません。
エンディングで流れた「ガンダーラ」懐かしくて思わず一緒に歌ってしまいました。
映画の出来をどうこうコメントするのはやめておきます。(笑)
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2007年07月25日

ボルベール 帰郷

ロードショー上映開始をずっと楽しみにしていたこの映画。
さっそくスペイン語仲間と見に行きました。
アルモドバル映画に存在する強く魅力的な毒が今回の映画では感じられず、内容消化に多少時間がかかってしまい(感想を書くのが遅くなり)ましたが、女性のおおらかさ逞しさを謳った良い映画でした。

そして、「別嬪」=「格別の美しさを持つ女性」と言う言葉がこれほど的確な人はいないだろうと言うくらいにペネロペが綺麗でした。

ボルベール VOLVER
監督/脚本:ペドロ・アルモドバル
製作総指揮:アグスティン・アルモドバル
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、 ロラ・ドゥエニャス、 ブランカ・ポルティージョ 、ヨアンナ・コボ、 チュス・ランプレアベ
2006年 スペイン映画

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<あらすじと感想>
舞台はスペイン。
マドリッドに住むライムンダ(ペネロペ・クルス)は夫と15歳のひとり娘をもつ魅力的な女性。彼女は娘と姉の3人で久しぶりに故郷ラ・マンチャを訪ねていた。ここでは生前に自分のお墓を用意して丹念に手入れする風習がある。厳しい風が吹く大地ラ・マンチャ、そこには自慢のお墓を丹念に磨く女性達の姿があった。
お墓参りの後、彼女たちは年老いた一人暮らしの伯母を訪問。伯母は「どうやって一人暮らしが出来ているのか不思議」なほどボケが進行していた。
近所では火事で亡くなったライムンダ達の母親の霊が現れて、伯母さんを世話しているのだと噂になっていた。
マドリッドに戻ってきたある日、娘が言い寄る父親と争った挙句、父親を殺害してしまうという事件が起きた。涙に暮れる娘を見てライムンダは黙々と夫の死体を隠し、夫は家出してしまった事にすると決意し行動を開始する。
そんな最中、故郷の伯母の訃報が届く。夫の死体処理に困っていたライムンダは葬儀出席を姉に任せる。
そして葬儀の後、なぜか「伯母の世話をしていたと噂されていた母の霊」が身近に感じるようになったり、ひょんなことから隣にある空き家のレストランで勝手に営業を始めることになってしまったりして、ライムンダの身の回りは突然騒がしくなっていった。

祖母・母・娘、それぞれの人生と選択、そして隠された秘密を哀しい余韻を残しながらコミカルに描いた作品です。
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルの女性賛歌でしょうか、彼の描き出そうとした女性達はしたたかで強く、大地のような豊穣なイメージです。
その美しき母なる大地のイメージを華やかに演じきったペネロペ、本当に艶やかでため息が出るくらい綺麗でした。この映画は彼女の代表作品になると思います。
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2007年07月11日

ナチョリブレ

前に同じテーマで作られた南米映画がありました。その映画にも興味があったので、ジャック・ブラック主演のナチョリブレがロードショーになった時には行こうかどうか迷いました。結局行けなかったのでDVDを借りてみました。

ナチョリブレ 覆面の神様
Nacho Libre
監督:ジャレッド・ヘス
脚本:ジャレッド・ヘス、ジェルーシャ・ヘス、マイク・ホワイト
音楽:ダニー エルフマン
出演:ジャック・ブラック、ピーター・ストーメア、アナ・デ・ラ・レグエラ、ヘクター・ヒメネス、セサール・ゴンザレス、リカルド・モントーヤ
2006年 アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台はメキシコ。修道院で育った孤児のナチョ(ジャック・ブラック)は、大きくなって神父ではなく修道院の料理番となった。
料理を作る傍ら彼と同じ境遇の孤児たちの面倒を見ていたが、修道院の資金難がひどくて満足にサラダすら作ることが出来ない。
そこで小さな頃から憧れていたプロレス(ルチャ・リブレ)のレスラーとなって賞金を稼ぐことを決意する。かくしてナチョは相棒を探し出し、プロレス禁止の修道院の掟をやぶり、覆面とタイツを身にまとって闘いのリングへ向かった・・・。

映画を見ていて「映画館に行かなくて良かった・・・」と思いました。
ジャック・ブラックの映画は結構おもしろくて好きなのですが、この映画はイマイチでした。笑いのツボが合わなかったのかも知れません。
なので、あまりコメントはありません。
メキシコっぽい風景が楽しめるのが救いでした。
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2007年07月06日

パイレーツ・オブ・カリビアン(ワールド・エンド)

シリーズ第3弾目のこの作品、従妹がどうしても見たいと言うので行って来ました。
それにしてもさすがはディズニー映画、キャストもセットも豪華です。
売れる映画にはお金を惜しまないハリウッド映画の王道的な作品ですね。
因みに私は、前作、前々作ともあまり興味が無くチェックしていませんでした。

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD’S END
監督:ゴア・ヴァービンスキー
音楽:ハンス・ジマー
脚本:デッド・エリオット、テリィ・ロシオ 
出演:ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、キーラ・ナイトレイ 、ジェフリー・ラッシュ 、ジョナサン・プライス 、ビル・ナイ 
2007年 アメリカ

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<あらすじと感想>
いままでのあらすじを知らなくても大丈夫な映画でした。
タコの顔をした不死の海賊デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と東インド会社の冷血で利己主義なベケット卿(トム・ホランダー)が手を結び、海賊撲滅を着々と行う中、7つの海を駆け回る海賊達は存続の危機に直面していた。
不死の海賊デイヴィ・ジョーンズに立ち向かう為には「9人の海賊たち」を招集し、それぞれが持つ「船長の印」を集め、人間の中に閉じ込められた魔女を解放するしかなかった。それには、前作で「世界の果て」に囚われの身になっている(らしい)ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)を助け出すひつようがあった・・・。
果たしてかれらは、ベケット卿を倒すことが出来るのか?

ひとクセも、ふたクセもある海賊ジャック・スパロウを主人公にしたディズニーのアクション・アドベンチャーのシリーズ第3作。今回はアジア人海賊役でチョウ・ユンファ、そしてジャックの父親役にストーンズのキース・リチャーズが登場するのが見所のひとつとされています。
本作はシリーズ最終章で、10の謎が全て解けるというキャッチコピーがついています。
前作を見ていないので、どれが謎だったのか知りませんが知らなくても楽しめます。
最後に延々と続くエンドロール・クレジットの後にいかにもディズニーらしい「おまけ」がついています。

実は私が一番感心したのはこのエンドロール・クレジットでした。
普通の映画には出てこないようなタイトル(仕事名)を持つ人が、驚くほど沢山いました。
撮影場所毎に「労働組合との折衝係」なる人物が10人位いるのも大規模な映画ならではですね。
映画1本で、これだけ大きな資本が動いているんだな・・・と実感できる、そんなエンドロールでした。
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2007年07月02日

真珠の耳飾りの少女

おやじキラーと異名を持ち、最近はあのジャスティン・ティンバーレイクをキャメロン・ディアスから奪ったと評判の「凄腕モテ女優」スカーレット・ヨハンソンが出ているからと言う訳では決してなく、ピーター・ウェーバー監督でフェルメールの絵がモチーフの映画だったので見てみました。

真珠の耳飾りの少女
Girl with a Pearl Earring
監督 ピーター・ウェーバー
原作 トレイシー・シュヴァリエ
脚本 オリヴィア・ヘトリード
音楽 アレクサンドル・デプラ
出演:スカーレット・ヨハンソン 、コリン・ファース 、トム・ウィルキンソン 、キリアン・マーフィ 、エシー・デイヴィス 、ジュディ・パーフィット
2003年 イギリス/ルクセンブルグ

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<あらすじと感想>

舞台は17世紀のオランダ。
タイル職人だった父の代わりに家計を支えるため、画家フェルメール(コリン・ファース)の家で住込みの女中として働くことになった少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)。
家の様子がようやく分かり始めた頃、フェルメールに色彩感覚とその美貌を認められたグリートは、彼の指示により妻には内緒で絵の具の調合を手伝うようになった・・・。

あの有名なフェルメールの肖像画「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしたベストセラー小説を映画化した作品で、妻子のいる天才画家と、画家と運命で結ばれたと信じる好奇心の強い少女の禁断の恋が非常に官能的に描かれています。
コリン・ファースも悩める好色な画家の役がぴったりでしたが、やはりスカーレット・ヨハンソンは「官能」の権化ですね。どんな役もそつなくこなす演技派ですが、どの役にも彼女の官能的なところは色濃くつきまとっています。
若干21歳なのに、どうしたらここまで官能的になれるのでしょうか?
本当に凄いですね。私でさえ映画を見るたびに思うのですから、共演者がことごとくヨハンソン嬢にノックアウトされてしまうのもわかるような気がします。
モテ過ぎていつも恋は長続きしないみたいですが、それを苦にしている様子もありません。
いつも思うことですが、あと何年こんな「ブイブイいわす」時期が続くのでしょうね。

ヨハンソン嬢の存在が映画にぴったりでしたし、17世紀オランダの街の様子や空気まで感じ取れる見事な映像も気に入りました。
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2007年06月21日

I,ROBOT

名子役と謳われたハーレイ・ジョエル・オスメント君の「A.I.」と勘違いしてテレビを見始め、一向にジュード・ロウが出てこないので変だなと思っていたらウィル・スミス主演の「アイロボット」でした。・・って全然違うじゃない!

アイロボット I, ROBOT
監督 アレックス・プロヤス
原作 アイザック・アシモフ
脚本 アキヴァ・ゴールズマン 、ジェフ・ヴィンター
音楽 マルコ・ベルトラミ
出演:ウィル・スミス 、ブリジット・モイナハン 、ブルース・グリーンウッド 、ジェームズ・クロムウェル
2004年 アメリカ

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<あらすじと感想>
舞台は西暦2035年のアメリカ。既に世の中はロボットたちが人間と共存する世界になっていた。既に重要な労働要員として必要不可欠になっているロボットを一手に生産する最大手企業U.S.ロボティックス社は新世代の家庭用ロボットの出荷準備をしていた。
新型ロボットの発表を目前に控えたある日、U.S.ロボティックス社のロボットの開発リーダーであるラニング博士が飛び降り自殺をした。
博士の死をしり現場にかけつけた、ロボット嫌いの刑事スプーナー(ウィル・スミス)は、博士から「自分は殺された」というメッセージを受取る。
古くからの知り合いであるスプーナーは博士の死の真相を探るため、スプーナーはU.S.ロボティックス社に潜入、調査中に逃走した一体のロボット「サニー」を調べ始める・・・
果たして博士殺害の真犯人は誰なのか?
犯人の目的は何なのか?

アイザック・アシモフの小説を映画化したこの作品、ジョージ・オーウェルの「1984」や2001年宇宙の旅のHALなどを彷彿とさせる近未来的な映画です。
SFXなどもしっかりしていて、現時点ではまだ映像的にも稚拙には感じません。
お金のかかった超娯楽大作です。

おまけとしては、ウィル・スミスの肉体美みなぎるシャワーシーンなどが「ターミネーター」のシュワちゃんを連想させるかもしれません。
私は苦手ですが、マッチョがお好みの方にはお薦めです。
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2007年06月20日

天使のくれた時間

その昔映画館で見ましたが、先月BSで放送していたので改めて見ました。
以前見た時は「結婚後10年過ぎてもラブラブな夫婦という理想の家族像を描いたアメリカらしい妙に道徳的なコメディ映画」だと思っていた(実際その通りなんです)のですが、今回はニコラス・ケイジ演じるジャックの妻に対する純粋な愛情にほだされ、こんな男性がいてくれたら・・・と不覚にも涙してしまいました。
こういうのを「ヤキがまわった」と言うのでしょうね・・・。

天使のくれた時間
THE FAMILY MAN
監督 ブレット・ラトナー
出演:ニコラス・ケイジ 、ティア・レオーニ 、ドン・チードル 、ジェレミー・ピヴェン 、ソウル・ルビネック
2000年 アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台はニューヨーク。
ジャック(ニコラス・ケイジ)は恋人ケイト(ティア・レオーニ)をふり、自分のキャリアのためロンドンに旅立った。
そして13年の歳月が過ぎ、ジャックは大手金融会社の社長に就任。高級アパートメントのペントハウスにゴージャスな恋人、カッコイイスポーツカーなど欲しいものをすべて手に入れ、人生を謳歌していた。
あるクリスマスイブの夜、コンビニで銃を振り回す黒人青年とレジ係りとの間を調停したジャックは犯人の黒人青年から謎めいた言葉を言われた。その意味が分からないまま眠りについたジャック、翌朝目を覚ましらたなぜか13年前に別れたはずのケイトが隣に眠っていた!なんと彼はケイトと結婚し、子供までいる「家庭人」になっていたのだった・・・

原題はTHE FAMILY MAN、華麗な独身生活を謳歌していた男が突然平凡な「家庭人」になってしまったというそのまんまのコメディです。
昔別れた恋人との「もうひとつの人生」を体験することで、ジャックは彼にとっての「本当の幸せに目覚める」という筋書きで、いかにもアメリカっぽい道徳的な内容ですが、カーボーイハットやボーリング場が良く似合うニコラス・ケイジが可笑しいです。
それぞれのキャリアや贅沢を犠牲にして家庭という幸せを選ぶのか、それとも生涯独身で気ままに過ごすのか・・・ヨーロッパの映画とは対極をなす作風ですが、主人公ジャックの妻をいとおしく思う細かいエピソードにほろり・・・だったんですよ。(笑)
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2007年06月19日

フライトプラン

前作のパニック・ルームに似ているかな?と思い、結局映画館には行かなかったけれど、やはりジョディ・フォスターの映画だから見てみようと思いDVDを借りてみました。映画
ハンニバル・レクター氏の生い立ちがギャグでなく通用してしまうアメリカでは超インテリで通っているジョディ・フォスターさん、若い頃から貫禄がありましたが、最近のインタビューの様子を見たら更に貫禄が増して大御所の風格まで漂っています。ぴかぴか(新しい)
このまま50代になったら彼女は一体どんな風になっちゃうんでしょうね・・・

フライトプラン飛行機
FLIGHTPLAN
監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本 ピーター・A・ダウリング 、ビリー・レイ
音楽 ジェームズ・ホーナー
出演:ジョディ・フォスター 、ピーター・サースガード 、ショーン・ビーン 、マーリーン・ローストン 、エリカ・クリステンセン 、ケイト・ビーハン
2005年 アメリカ
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<あらすじと感想>
航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、6歳になる娘のジュリアを連れてベルリンから故郷のニューヨークへ帰ることになった。
突然の事故で亡くなってしまった夫の棺と一緒の悲しい帰郷となるこのフライト、彼女達の乗った飛行機は偶然にも彼女の設計した最新鋭のジャンボジェット機だった。

機内でついウトウトとし、短い眠から目を覚ますと隣に座っていた娘ジュリアの姿が見当たらない。客席、トイレ、厨房と機内を探し回ったが、ジュリアの姿は忽然と消えてしまって見つからない。更に乗客も乗員も誰一人としてジュリアの姿を見た者はいないし、きっとあなたは夢を見ていたのでしょう・・・と言われてしまう。
空を飛ぶ飛行機という密室状態の中、娘ジュリアはいったいどこへ消えてしまったのか?
狂人扱いされる中、機長、クルーそして乗客を敵に廻し彼女は娘を探し始めた・・・
一体なぜジュリアは消えてしまったのか?

四面楚歌の中、頑固一徹に娘を探す母親カイルはジョディ・フォスターにはぴったりの役です。
こんなに頑固でアクティブなお母さんは実在しないでしょう・・・という行動に出るカイルですが、ジョディの意思の強そうな表情が尋常でない「捜査活動」にも説得力を与えています。
ラストの展開は少し拍子抜けするかもしれませんが、娯楽サスペンス映画としては及第点でしょう。カチンコ
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2007年06月05日

マッチポイント

見逃していたウディ・アレンの映画を見ました。
主演がジョナサン・リース・マイヤーズとスカーレット・ヨハンソンというセクシーなコンビだったせいなのか、いつものウディ・アレンの映画とは風味が違っていました。

マッチポイント MATCH POINT
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リース・マイヤーズ 、スカーレット・ヨハンソン 、エミリー・モーティマー 、マシュー・グード 、ブライアン・コックス 、ペネロープ・ウィルトン
アメリカ 2005年

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<あらすじと感想>
舞台はイギリス・ロンドン(ニューヨークではありません)
元プロテニス・プレイヤーのクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、エグゼクティブな会員制テニスクラブのコーチとして働き始める。
アイルランドの貧しい家庭に育った青年は自分の能力を信じ、本を読みオペラに親しむなど自分磨きに精進してきた。
会員制テニスクラブでのレッスンを通して彼の憧れていた英国の上流階級の青年にトムと親しくなり、その妹クロエと付き合い始める。
順調にクロエとの仲を深めていたある日、トムから彼の婚約者ノラ(スカーレット・ヨハンソン)を紹介される。ノラは女優を目指す魅惑的なアメリカ人女性で、クリスはひと目で魅了されてしまった。
守備良くクロエと結婚した後、トムと婚約破棄したノラを探し出し官能的な情事を重ねるクリス。
理想のゴージャスな生活とゴージャスな愛人を手に入れたはずだったが、妊娠したノラから結婚を迫られる。
果たしてクリスは裕福な妻に付随する贅沢な生活と仕事を選ぶのか、ノラとの官能を選ぶのか・・・

ストーリーはセオドラ・ドライザーの「アメリカの悲劇」を思わせますし、冒頭にクリスがドストエフスキーの「罪と罰」を読んでいるところから展開が見えてしまうのですが、結末がアレンらしいことと、なによりヨハンソン嬢のダイナマイトなセクシーさのお陰で話の単純さは帳消しとなっています。
あのセクシーなジョナサン・リース・マイヤーズが平凡に見えるくらいのセクシーオーラが出ていました。
さすがは共演する俳優を片っ端からノックアウトし「おやじキラー」の異名をとるヨハンソン嬢、納得のセクシーさでございました。
アレンもこの映画で彼女に「私は美人ではなく、セクシーなの」とわざわざ言わせています。(笑)
ヨハンソン嬢には「勢い」があります。
地味な富豪の娘役(オリビア・ハッセー似)でなくても、大概の女性は今の彼女には太刀打ちできないでしょう。このオーラなるべく長く続くとイイデスネ・・・
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2007年05月28日

間宮兄弟

東京の下町が舞台と聞いてDVDを借りて見てみました。
・・・やっぱり江國香織さんとはあまり相性が良くないみたいです。

間宮兄弟
監督・脚本:森田芳光
原作:江國香織
出演:佐々木蔵之介 、塚地武雅 、常盤貴子 、沢尻エリカ 、北川景子 、中島みゆき
2006年、日本

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<あらすじと感想>
舞台は東京の下町。
兄・明信(佐々木蔵之介)と弟・徹信(塚地武雅)は、30歳を過ぎても仲良くマンションで二人暮しをしている独身の兄弟。
浮いた話とは縁がなく、兄弟仲良く一緒にご飯を食べ、野球観戦で熱くなり、ビデオを観ては涙する・・・ごくありふれた日常にささやかな歓びを見つけ出しそれなりに楽しく暮らしている。
ある日、彼らは行きつけのビデオ屋さんの店員直美ちゃん(沢尻エリカ)と、弟の務める小学校の依子先生(常盤貴子)を誘って「カレーパーティー」を開くことを決意。頑張って彼女たちに声をかけるのだった・・・

互いを思いやりながらまじめに暮らしている間宮兄弟の姿を描いた映画で、特にドラマチックな展開も悲劇も起こらないけれど、その平凡ぶりに感動・・・もしなかった。面白いけれど見ていてだんだん「長すぎる」と感じてしまいました。
佐々木蔵之介と塚地は配役がぴったり、くすりと笑える兄弟をちゃんと演じていました。でもこんなに仲の良い兄弟は存在するのかしら?お母さんは中島みゆきだし、ちょっと御伽噺っぽい映画かもしれません。
彼らのイノセントな生活が浮世離れしていて、受け入れ難かったのかな・・・
あの映画を見ていると自分の生活が彼らよりはずっとドラマチックなのだと思うかも知れません。
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2007年05月16日

ぼくを葬る

うーん、5月に入って一本も映画を見ていないなぁ・・(寂)
でもこの機会に4月に見た映画の感想を纏められるので、こちらには随時アップしていきます。本当は映画を見た後にすぐ纏められればいいのですがなかなかそうもいきません。
この映画は映画館へ行きそびれて、DVDを借りて見ました。日本語のタイトルが意味深で気に入っています。

ぼくを葬る Le temps qui reste
TIME TO LEAVE
2005年 仏
脚本、監督:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー 、ジャンヌ・モロー 、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 、ダニエル・デュヴァル
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<あらすじと感想>
舞台はパリ。売れっ子ファッション・フォトグラファーのロマン(メルヴィル・プポー)は31歳、美しい恋人(男性)もいるし充実した生活を送っていた。
ある日仕事中に倒れた彼は病院で「余命3ヶ月」と宣告された。
突然自分に降りかかった死、残りわずかな時間をどう「生きる」か判らないままに時間だけが過ぎていく。唯一の理解者である祖母ローラ(ジャンヌ・モロー)に会いに行き、彼女だけに真実を打ち明け、自分の死を正面から向き合おうとするロマン。
恋人を自由にする為に別れを宣言し、家族とのかかわりを見直す・・・
自分の去ったあと、この世界に何を残したいか?
そんな問いかけが深く心に余韻を残す映画です。

最近、池田晶子さんの本を立て続けに読んでいるせいなのか「死」とは?「生きる」とは?ということを良く考えます。
死を意識しながら生きて行くのはラテン的ですね。
いつまで生きているかという保障がないのだから、誰でも今を生きるということにおいては一緒のはずなのだと思いながらこの映画を見ました。
オゾン監督の映画は好きな映画が多いですが、特にこれはメルヴィル・プポーが素敵なので女性にオススメです。
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2007年05月15日

バベル

難解&長時間と噂されていたので体力をつけて見に行かないとダメかしら?と思っていたら、そんな事ありませんでした。
それにしても菊地凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたのは不思議です。
なぜでしょう?映画を見る前は同じ日本人の活躍が認められたと素直に喜んでいたのですが、映画を見たら素直に喜べなくなってしまいました。

バベル BABEL 
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 
脚本:ギジェルモ・アリアガ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ   
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子、アドリアナ・バラッザ
2006年 アメリカ

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<あらすじと感想>
この映画はあらすじをご説明するような映画ではなく、「アモーレス・ペロス」のように複数の場所で起こっているストーリーがひとつに収束していく展開になっています。
シーン1: アメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)は子供の死をきっかけに壊れてしまった夫婦の絆を取り戻すために旅をしている
シーン2: モロッコの小さな村でヤギを飼って暮らしている一家。コヨーテからヤギを守る為、知り合いから猟銃を手にいれ、ヤギの世話をする幼い息子達に手渡す。
シーン3: 東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)は、母の自殺後、父親(役所広司)と二人暮し、豊かな生活をしているが、満たされない日々にいら立ちを感じていた。
シーン4:リチャード夫妻の子供をあずかっているメキシコ人家政婦はどうしても息子の結婚式に出たいと思っているが、うまく休暇の調整ができない。遠くモロッコに旅行中の夫妻に無断で彼らの2人の子供を連れてメキシコの式場へとむかった。

お互いに理解しあえない人間同士を国家、家族と単位の大小を問わずに描きだそうとしている。
言葉によって招かれる又は、話されない言葉によって招かれる誤解や悲劇、日常の中の出来事の連鎖によって取り返しがつかない破壊が招かれる・・・
結局、壊すも修復するも全て人間なんだよ・・・というメッセージを感じました。
それにしても日本の女子高生の描写はあまりにも即物的過ぎませんか?
菊池さんはその脱ぎっぷりの良さを世界的に評価されたのか?と監督の演出の中には少しがっかりな点もありました。
見方はいろいろです。さて、皆様はどう見るか?
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2007年05月11日

ラブソングができるまで

先日衛星放送のアクターズスタジオ・インタビューにヒュー・グラントが出ていました。彼の英国的な知的ブラックユーモアと自虐的なコメントがアメリカ人にはたまらない魅了のようですね。ヒューはそれを知っていてサービス満点な受け答えをしていました。求められるものを的確に与える、彼は意外と名優だったのですね。(波乱人生だけど・・・)アクターズスタジオの生徒達は男性も女性もヒューの英国人らしさにメロメロな感じでした。
さて、今日はそんなヒューが既にお得意と言える「コミカル路線」の役柄を演じている映画をご紹介します。お相手はやはりコミカル路線で安定的な人気を得ているドリュー・バリモアです。

ラブソングができるまで
MUSIC AND LYRICS
監督・脚本:マーク・ローレンス
脚本 マーク・ローレンス
音楽 アダム・シュレシンジャー
出演:ヒュー・グラント 、ドリュー・バリモア 、ブラッド・ギャレット 、キャンベル・スコット、クリステン・ジョンストン、ヘイリー・ベネット
2007年アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台はアメリカ、80年代のポップアイドル、アレックス(ヒュー・グラント)は今やすっかり忘れ去られた人。ほそぼそと遊園地などで昔のファンを相手に地方巡業をしている身の上、日本で言うと田原○彦(と○ちゃん)みたいな感じですね。
そんなある日、人気絶頂の歌姫コーラから作曲&デュエットのオファーが舞い込む。これはカムバックチャンスとばかりに張り切るが、条件は1週間以内に彼女の気に入るヒット確実の曲を作ること。
過去の遺産で食べていたアレックスはここ何年も作曲をしていない上に、久しぶりのプレッシャーで歌詞が全然出てこない。そんな時、植木業者(?)の代理で来たソフィ(ドリュー・バリモア)と出会う。彼女の作詞のセンスを見抜いたアレックスはさっそくソフィを口説きにかかった。
しかし彼女には過去のひどい恋愛のトラウマがあり・・・
さて、アレックスは歌姫コーラに提出する楽曲を作ることが出来るのか?

ヒューの役柄は「80年代に爆発的な人気を博した5人組POP!のメンバー」です。衣装といい、曲調といい明らかに「ワム!」のパクリっぽくて笑えます。アイドル時代のビデオクリップ(映画の始めと終わりに流れます)はきっと「a-ha」のパクリです。
現役アイドルの歌姫コーラは「ブリトニーの再来」といわれ、シャキーラがライバルと言う設定でこちらもかなり笑えます。
全体的に何かのパロディではないかと・・・・
ヒューとは対照的に同じPOP!のボーカルで人気絶頂時にソロ活動の為グループを脱退し、現在も歌謡界の大御所&俳優としても成功しているメンバーがいるあたり、イギリスで人気だったボーイズグループのテイクザット(のロビン・ウィ○アムス)を彷彿とさせたりとマニアックな楽しみポイントがたくさんあります。
80年代のポップスをご存知の方にはおかしくて堪らない映画だと思いますが、ヒューが面白いので、知らない人でも充分楽しめます。
鑑賞のポイントは「期待しすぎない」ことです。脱力して笑える程度・・・と思っていれば面白いと思います。
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2007年05月09日

ブラッド・ダイヤモンド

今度のレオ様は一味違うなどのふれ込みもあり、アカデミー賞も「ディパーテッド」ではなくこちらの映画からのノミネートだったので、少しばかり期待して見に行きました。
余談ですが、体を鍛えてすっかりシェイプアップしたにもかかわらず顔のたるみ&ふっくらぶりは一向に改善されないレオ様。
どうやらレオ様はブラピ、トム・クルーズと共通の悩みを抱えているようですね。
ハリウッドの真にマジカルなエステや美容整形でも彼らの顔は若い頃のようにスッキリとはしません。見た目命のハリウッドスターにとって老いというのは一番恐ろしいものなのではないでしょうか?
ロミオとジュリエットの頃のすっきりしたフェイスラインのレオ様が懐かしいわ・・・
ハリウッドセレブといえども若さは取り戻せないのですね。

ブラッド・ダイヤモンド
BLOOD DIAMOND
監督:エドワード・ズウィック
脚本:チャールズ・リービット
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー、マイケル・シーン
2006年 アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台は1990年代後半のアフリカ。ある平和な村に反政府組織RUFのトラックがやって来た。彼らは祖国を救うと言う大義名分をかかげつつ平和な村を襲撃し焼き払い、男達を労働力として誘拐しダイヤ発掘場で働せていた。
猟師のソロモン(ジャイモン・フンスー)も家族と離散し労働者として発掘場で働いていたが、ある日とても大きなダイヤを発見、折りしも起きた発掘現場の襲撃のドサクサにまぎれて見事ダイヤを隠すことに成功した。
しかしソロモンがダイヤを隠した事はひそかに業界の噂となり、ダイヤの密売人アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)の耳にも届いた。彼は巨大なダイヤと引き換えに、今の境遇から逃れ自由になることを決意、軍隊時代に元上司だった武器商人と取引をする。
一方、美人ジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリ)はRUFの資金源となっている世界ダイヤモンドマーケットの裏取引の真相を探っていた……

1990年代にアフリカ、シエラレオネで起こっていた内戦の原因が「ダイヤモンド」であるという問題を世界に言及した問題作で、ダイヤモンド業界の不正ダイヤ取引が内戦の資金源となり、ダイヤ原産国のさらなる貧困と暴力を招く結果になっている事を訴える社会派な映画です。
でもなぜラストが「誰が為に鐘はなる」みたいになっちゃうの???と不思議でした。
流石はハリウッド映画です。
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2007年04月22日

ステップ・アップ

きっとくだらない映画なんだろうと予想しつつも、ダンス好きゆえ必ずチェックしてしまうこの「ダーティ・ダンシング」系の青春ダンス映画。もうすぐ終わってしまうのでやはり見に行ってしまいました。

ステップ・アップ
STEP UP
監督:アン・フレッチャー
脚本:デュエン・アドラー 、メリッサ・ローゼンバーグ
音楽 アーロン・ジグマン
出演:チャニング・テイタム 、ジェナ・ディーワン、マリオ、ドリュー・シドラ、レイチェル・グリフィス
2006年 アメリカ
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<あらすじと感想>
舞台はアメリカのボルチモア。
低所得者の住む地区で育ったタイラー(チャニング・テイタム)は、未来に希望もなく投げやりに生きていた。近所の悪友と地元の名門メリーランド芸術学校に忍び込み、大道具などを壊して逮捕されたタイラーは、罰として芸術学校での奉仕活動を命じられる。
同年代の男女が音楽やダンス、美術などのレッスンを楽しげに受けているのを横目に見ながら清掃活動をする彼は、ある日ダンス専攻の学生ノーラ(ジェナ・ディーワン)と出会う。
大切な卒業発表会の直前にダンスパートナーを怪我で失ってしまったノーラは、ストリートダンスが得意なタイラーを見て、彼にダンスパートナーをつとめて欲しいと依頼する。
こうして全く生きる世界が違っていたノーラとタイラーは出会い、発表会を目指すことになった・・・

将来に全く希望を見出せなかった少年が、必死にダンサーという夢を追いかける少女を通して自分の夢に気づき、成長していくという典型的な青春映画なのですが、あんまりピュアな感じがしないのはヒロイン・ノーラのせいかもしれません。
残念ながらとてもお嬢様には見えないのです。彼女の友人役の黒人の女の子の方がずっとキュートでした。
一方、タイラー役のチャニング・テイタムは「筋肉モリモリのジョシュ・ハートネット」と表現すればよいのでしょうか?目が印象的でした。カルバン・クラインの下着のモデルとかにいそうなタイプです。

監督が元ダンサーでキルスティン・ダンストが主演した「チアーズ!」(結構面白かった)では振付を担当していたそうなので、さすがにダンスシーンは満足がいくものでした。
「これはどこかで見たことがある・・・」と思ってしまうありがちなシーンが多いかもしれませんが(^^ゞ、ダンスが好きなら楽しめる映画です。
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2007年04月18日

ホリディ

押さえておくべき映画だった(ジュードも出ていることだし)ので見に行ってみましたが、これが予想以上の癒し効果で、自分でもビックリしました。
ハリウッドで恋愛映画を作らせたらピカイチのナンシー・メイヤーズさんのことを少々侮っていたのかもしれません。気が付けばケイト・ウィンスレットにどっぷりと感情移入していました。(笑)
映画の中で彼女が老脚本家アーサーから薦められて見ていた名画のリストが欲しいなぁ。きっと更に元気付けられること間違いなしだと思います。
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ホリディ The Holiday
監督・脚本・制作:ナンシー・メイヤーズ
音楽:ハンス・ジマー
出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック、エドバーズ・バーンズ、ルーファス・シーウェル
2006年 アメリカ

<あらすじと感想>
舞台はイギリスとアメリカ
ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は同僚のジャスパーが社内の別の女性と婚約したことを知り、人生で最も惨めな瞬間を迎えていた。
思わせぶりな態度を取り続けるジャスパーにもしかしたら・・・と希望を抱いていた3年間、彼に利用され続けてきたと知りつつ過ごした日々を思うと涙が止まらなかった。

一方、ロサンゼルスでは映画の予告を作る会社を経営するキャリアウーマンのアマンダ(キャメロン・ディアス)が、同棲中の恋人の浮気を発見し彼を家から追い出していた。
信頼していた恋人との別れに心底傷ついていたにもかかわらず泣けない自分にウンザリするアマンダには気分転換が必要だった。
折りしも季節はクリスマス、それぞれに恋の痛手を負った2人の女性は急遽「休暇」をとることにした。そして見知らぬ2人はネットを通じて2週間の「ホーム・エクスチェンジ」を決行。
こうしてすべてを忘れる為の2週間の休暇、2人の女性の再生への旅が始まった・・・

冬にロンドンの郊外の森の中にある可愛い一軒家で過ごす(それもジュード・ロウ付きで!)、L.A.のプール付きの豪邸で快適な時を過ごす・・・どちらも想像できうる限りゴージャスな休暇の過ごし方だと思います。
そして登場人物も「黄金期ハリウッドで活躍した脚本家」とか、ありそうでなさそうな気の利いた出会いが待ち構えている。
休暇にやってきた2人にすぐに訪れる出会いとその後の進展はあまりにも出来すぎではあるけれど、女の子の思い描く「夢」を具現化しているという点においてはパーフェクト。
ヒット間違いなし映画です。
たまにはこういう単純で幸せな映画にどっぷりと浸かるのもいいものですよ。(笑)
そしてアイリスが見た「アーサー氏お薦めのハリウッド黄金時代の名画」の数々、もし映画のタイトルに心当たりのある方は教えてくださいね。
宜しくお願い致します。
posted by Chica at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

僕と未来とブエノスアイレス

スペイン語系の映画ということで「僕と未来とブエノスアイレス」を借りてみました。
監督のダニエル・ブルマンはプロデューサーとしても活躍し、あのガエル・ガルシア・ベルナル主演「モーターサイクル・ダイアリーズ」の製作にも参加している方です。さては南米映画界の重鎮?そんなに年寄りでもなさそうですが・・・
僕と未来とブエノスアイレス
EL ABRAZO PARTIDO
監督:ダニエル・ブルマン
音楽:セサル・レルネル
脚本:マルセロ・ビルマヘール、ダニエル・ブルマン
出演:ダニエル・エンドレール、アドリアーナ・アイゼンベルグ、ホルヘ・デリーア
2005年 アルゼンチン
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<あらすじと感想>
アルゼンチン、ブエノスアイレスの下町にある多国籍なガレリア(商店街)が舞台。
主人公アリエル(ダニエル・エンドレール)は、学校を出たあと母の経営するランジェリーショップを手伝いながらなんとなくぶらぶらしている。
そして彼は退屈な日常から逃げ出したいという理由からヨーロッパに移住しようと計画中だった。
ポーランド系ユダヤ人の祖父母を持つ彼は、おばあちゃんに頼み込み、書類を揃えてポーランド大使館でパスポートを発給してもらい、「正真正銘のヨーロッパ人」としてまだ見ぬヨーロッパに暮らそうと考えていた。(当時アルゼンチンでこのようなヨーロッパへの回帰現象(?)が流行っていたのでしょうか?)
ある日、幼い頃に家を出たきりイスラエルに移住してしまった父が帰ってくることになり、父との対面を面倒くさく思う彼の現実逃避モードはますます強くなって行く。
基本的に「逃避体質」のアリエルは人生の全てから逃げている、平凡な毎日から逃げ、父親からも逃げ、母の愛情からも逃げようとする・・・まったく情けない彼が、長く不在だった父の登場で現実と向き合いはじめる様子が描かれています。
平凡な日常生活を小さなチャピターに分けて、それぞれに「ガレリア紹介」とか「ポーランド人になる」とか「ロシアの向日葵」などというタイトルをつけて紹介していくスタイルが新鮮。
感動的とは言いませんが、面白いアプローチの映画です。
自分が放棄した過去と向き合う為に戻ってきた父親役の俳優さんが素敵でした。
posted by Chica at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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