2008年02月12日

脚本家の乱

ハリウッドでは依然、脚本家組合がストを続けているようですね。
先日もスターが集まる映画賞の華のひとつ「ゴールデングローブ賞」の授賞式がキャンセルになるなど、彼らのストによる影響はとても大きいのです。
既に脚本の遅延で「24」などの人気TVシリーズの製作や映画「ダヴィンチコード」の続編の撮影が遅れたりしているそうです。

更には、映画界最大のイベント「アカデミー賞」の授賞式もキャンセルになるかもしれない!?ということで、彼らのストライキはハリウッドの映画界に激震を与えているだけでなく、映画産業に関わるその他おおくの業界への経済的ダメージも大きくなるばかりです。
ニュースによるとアカデミー賞授賞式がもし中止になれば1億3000万ドルの損失が出るそうです。
このほかにも、ストでの経済的ダメージを補填する為、メジャースタジオで数百人単位でスタッフが解雇される・・・とか、タレントエージェンシーでは給料が20%カット・・・などという噂まで出ているようです。
このままでは、映画産業で働いて人たちにとっては死活問題になりかねません。

日本では近年こんなに社会的にも影響があるストなど行われた事はないと思います。
もともと「言わずして分かり合う」「1を聞いて10を知れ」のお国柄、対外的な主張や交渉が苦手な国に生まれた私にとっては、ここまで関係のない人様に多大なるご迷惑をかけてもまだまだストを続行する脚本家達の強さに驚かされます。

交渉相手である映画会社に何度訴えても駄目だった末に起こったストライキだとは思いますが、主張することが当たり前の社会、しかもハリウッドで生き抜くためにはこれくらいタフじゃないと駄目なのかもしれませんね。
自分の信じることを行うと言うことはシンプルですがとても難しいことだなぁと改めて思う、出来事です。
posted by Chica at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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