2007年10月16日

ベルリン・フィルと子どもたち

偶然BS放送でとっても素敵な映画に出会いました。
これはドキュメンタリー映画のカテゴリーなのかしら?
指揮者のサイモン・ラトル(サーの称号を持っている方)とは一度会ってお話してみたいと思いました。こんな夢叶うかしら?(笑)

ベルリン・フィルと子どもたち
RHYTHM IS IT!
監督:トマス・グルベ、エンリケ・サンチェス・ランチ
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー≪春の祭典≫
出演:サー・サイモン・ラトル、ロイストン・マルドゥーム(ダンス・ユナイティッド振付師)、スザンナ・ブロウトン(振付)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)&250名のベルリン在住の子供たち
2004年 ドイツ

ベルリンフィルと子どもたち.gif<あらすじと感想>
2003年1月、名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者に新たに就任したサー・サイモン・ラトルが「教育プロジェクト」の一環としてストラヴィンスキーのバレエの名曲「春の祭典」を指揮した。
ベルリン・フィルハーモニーの共演者として舞台に立ったダンサーは人種も年齢も違う地元に住む250名の子供たちだった。
彼らはダンスの経験はおろか、クラシック音楽への関心もなく、日々を無気力に過ごしていたが、この「教育ダンスプロジェクト」に参加し、6週間に及ぶ厳しいレッスンを受け、晴れ舞台に立ったのだった。

貧困、難民、さまざまな国から色々な事情を抱えながらベルリンに生きている子ども達が音楽の魔法にかかり、団結し、素晴らしい舞台を作り上げていく過程は決して平坦ではなく、ダンスの振付しであるマルドゥーム、ブロウトン両氏の厳しく粘り強い指導の賜物であった。
二人の指導者の「限界を設けることは容易いこと。でも彼らのような若者は自ら限界を設けてはいけない。常に限界を超える努力をすべきなのだ」という言葉が強く響いた。
子ども達の境遇はけっして良いものではなかったが、同情し甘やかすのではなく、今後どんな境遇でもよりよく生きることができる強さを持てるようにしてあげることが大人の役目であるという確固たる姿勢が潔い。
この映画では子どもたちの潜在能力が徐々に引き出され、あの有名なバレエ「春の祭典」をきちんと内部に吸収し、表現していく過程が見事に映し出されている。

サー・サイモン・ラトルは語った。
「音楽にはもっと可能性がある。意味を持ち、人々の役にも立てる。」
「音楽にできるのは人々を分断するのではなく、1つにすることなんだ」
彼が子ども達に語る「春の祭典」の解釈はとてもわかりやすく、魅力的だった。
彼らのような大人に出会って成長する子ども達はとても幸せだと思いながら、清々しい気持ちで映画を見終わりました。
posted by Chica at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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