2007年10月09日

ローラ

おなじくスペイン・ラテンアメリカ映画祭で見た映画です。
フラメンコ界でとても有名なダンサー、ローラ・フローレスの生涯を描いた映画だというので見てみました。
フラメンコ好きなくせにChicaったら映画にまでなっているローラ・フローレスを存じ上げませんでした。(^^ゞ

映画は激しいサパテアードで始まります。
真っ赤な衣装のダンサーの赤い靴が映し出され、サパテアートのリズムに一気にフラメンコな世界に引き込まれていきます。
映画を見て本物のローラが踊っている映像があるなら見てみたいと思いました。

ローラ/フラメンコ界の伝説 Lola, la pelicula
監督:ミゲル・エルモソ
出演:ガラ・エボラ、アナ・フェルナンデス、ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス
スペイン 2007年

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<あらすじと感想>
舞台は1930年のスペインはヘレス。9歳の少女ローラは母親に頼まれたお使いに行った先でフラメンコを練習する少女たちをみつめていた。
それを見たギタリストのおじさんが「踊ってみるか?」と彼女に声をかけ、ローラはブレリアを踊り始める。
達者な踊りにギタリストのおじさんが「どこで習ったんだい?」と聞くとローラは「習っていない、ただ自然に体が動くの・・」と答えた。
9歳の少女ローラはまだ自分の素晴らしい才能に気がついていなかった。
長じて彼女は大舞台を夢見るダンサー&歌手として小さな舞台に立ち続けるが、現実は厳しかった。彼女を応援する家族との貧乏暮らし、地方から地方へのどさ周り、初めての恋と裏切り、それでも彼女のフラメンコに対する情熱が消えることは無かった。
やがて彼女はパトロンを見つけ、自力で成功を収めて行く。
美しく才能豊かな彼女がいかに成功への階段を上っていくのかを見るのも面白い。
この映画は後半になるとフラメンコダンサーとしての成功を掴んだ彼女が、女性としての幸せをどう掴んで行くかがメインとなります。
1995年に生涯を閉じた伝説的なフラメンコダンサーローラの生き方、ラティーノらしく激しくそしてなかなか清々しいものがありました。
自分を愛してくれる男を選ぶ、それが女の幸せの王道だなぁと納得させられる映画でもあります。

余談ですが、彼女が生んだ女の子、ローラの娘は映画「トーク・トゥ・ハー」(アルモドバル監督)で悲しげな表情が印象的だったあの女闘牛士役を演じたロサリオ・フローレスです。

映画を見終わって感じるのは、スペインの家族の結束力と愛情の強さでした。家族はどんな時も助け合い励ましあって生きていくんだということ。人は決して孤独ではない、だって家族がいてくれるから・・・スペインのファミリア万歳!な映画でした。
posted by Chica at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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