2007年08月17日

ヘアスプレー

ミュージカルで大ヒットした作品を映画化、ジョン・トラボルタが太っちょの母親役を演じる!と言う事で話題でした。
監督が2年がかりでトラボルタの出演交渉に当ったなんていうエピソードもあります。
トラボルタでミュージカル映画というと70年代にオリビア・ニュートンジョンと主演した「グリース」を思い出しますが、60年代のキュートでポップなファッション、歌、ダンスが楽しい映画です。

ヘアスプレー HAIRSPRAY
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
音楽:マーク・シェイマン
出演:ジョン・トラボルタ 、ニッキー・ブロンスキー 、ミシェル・ファイファー 、クリストファー・ウォーケン 、クイーン・ラティファ、ザック・エフロン
2007年アメリカ

HAIRSPRAY.jpg

<あらすじと感想>
舞台はアメリカのボルチモア。人種差別が色濃く残る60年代。
巨漢と言ってもさしつかえない太っちょのトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)はおしゃれとダンスに夢中な女子高生。彼女と親友ペニーの夢は人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」にダンサーとして出演すること。
この人気番組のプロジューサー・ヴェルマ(ミシェル・ファイファー)はブロンド性格ブスの同級生アンバーの母親、美貌を武器に「ミス・ボルチモア」から今の地位にのし上がった彼女は人種差別とエゴの激しい野心むき出しの女性。彼女が取り仕切る番組には愛娘をメインに起用し、もちろん黒人の姿はない。白人であろうと、外見が「規格外」なトレーシーなど、もちろん出る幕は無かった。
しかし、ひょんな事からトレーシーは母親エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切りテレビ番組に出演、一躍人気者になってしまう。
何事にもポジティブで偏見を持たないトレーシーは、学校の居残り授業で知り合った黒人の生徒達とダンスを通して友達になる。

白人の子が黒人の子と仲良くなるなんてありえないという風潮の中、黒人の友人の為にデモ行進に参加し、警察のお尋ね者になったりする。
楽しく明るいミュージカルの中に60年代に横行していた社会問題へのアンチテーゼを織り交ぜてあります。

映画では60年代独特のヘアスタイルやファッション、POPな歌などがキュートですが、一番の注目ポイントはトレーシーの性格です。
自分の外見をまったく気にしない「陽100%」のトレーシーは、見ていて羨ましいくらいです。
そこまでポジティブシンキングだったら世の中怖いもの無しに違いありません。
トレーシーのような思考回路だったら人生幸せに生きられるかもしれません。

天然の着ぐるみ人形みたいな巨漢ではありますが、彼女の笑顔はとてもキュートで魅力的。
実際に着ぐるみと特殊メイクで頑張ったお母さん役のトラボルタも大変だったと思いますが、ギスギスした悪女役を嬉々として演じたミシェル・ファイファーや、実はミュージカル出身だったお父さん役のクリストファー・ウォーケンにも拍手です。
圧巻だったはクイーン・ラティファ。
この映画での彼女はとても美しく、歌声も素晴らしかったです。彼女の出ていたもう一つのミュージカル映画「シカゴ」よりも生き生きとして華がありました。
全体的に明るくてポップなアメリカンミュージカル、たまに見るのもいいかも知れません。
posted by Chica at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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