2007年07月25日

ボルベール 帰郷

ロードショー上映開始をずっと楽しみにしていたこの映画。
さっそくスペイン語仲間と見に行きました。
アルモドバル映画に存在する強く魅力的な毒が今回の映画では感じられず、内容消化に多少時間がかかってしまい(感想を書くのが遅くなり)ましたが、女性のおおらかさ逞しさを謳った良い映画でした。

そして、「別嬪」=「格別の美しさを持つ女性」と言う言葉がこれほど的確な人はいないだろうと言うくらいにペネロペが綺麗でした。

ボルベール VOLVER
監督/脚本:ペドロ・アルモドバル
製作総指揮:アグスティン・アルモドバル
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、 ロラ・ドゥエニャス、 ブランカ・ポルティージョ 、ヨアンナ・コボ、 チュス・ランプレアベ
2006年 スペイン映画

VOLVER.jpg

<あらすじと感想>
舞台はスペイン。
マドリッドに住むライムンダ(ペネロペ・クルス)は夫と15歳のひとり娘をもつ魅力的な女性。彼女は娘と姉の3人で久しぶりに故郷ラ・マンチャを訪ねていた。ここでは生前に自分のお墓を用意して丹念に手入れする風習がある。厳しい風が吹く大地ラ・マンチャ、そこには自慢のお墓を丹念に磨く女性達の姿があった。
お墓参りの後、彼女たちは年老いた一人暮らしの伯母を訪問。伯母は「どうやって一人暮らしが出来ているのか不思議」なほどボケが進行していた。
近所では火事で亡くなったライムンダ達の母親の霊が現れて、伯母さんを世話しているのだと噂になっていた。
マドリッドに戻ってきたある日、娘が言い寄る父親と争った挙句、父親を殺害してしまうという事件が起きた。涙に暮れる娘を見てライムンダは黙々と夫の死体を隠し、夫は家出してしまった事にすると決意し行動を開始する。
そんな最中、故郷の伯母の訃報が届く。夫の死体処理に困っていたライムンダは葬儀出席を姉に任せる。
そして葬儀の後、なぜか「伯母の世話をしていたと噂されていた母の霊」が身近に感じるようになったり、ひょんなことから隣にある空き家のレストランで勝手に営業を始めることになってしまったりして、ライムンダの身の回りは突然騒がしくなっていった。

祖母・母・娘、それぞれの人生と選択、そして隠された秘密を哀しい余韻を残しながらコミカルに描いた作品です。
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルの女性賛歌でしょうか、彼の描き出そうとした女性達はしたたかで強く、大地のような豊穣なイメージです。
その美しき母なる大地のイメージを華やかに演じきったペネロペ、本当に艶やかでため息が出るくらい綺麗でした。この映画は彼女の代表作品になると思います。
posted by Chica at 02:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はコメントサボってしまいました。良い映画ですがコメントしずらくて。ぺねろぺはやはりスペインの映画に出たほうが良いですね。もうハリウッドなんて行くな!と思います。
Posted by つう at 2007年07月31日 00:40
この映画はなんとなくコメントし難いですよね(笑)
おっしゃる通り、ペネロペの魅力はハリウッドでは充分に発揮されないような気がします。
フランス女優を見習って、ハリウッドに貴重がられる女優になって欲しいものです。
Posted by CHICA at 2007年07月31日 09:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。