2007年05月15日

バベル

難解&長時間と噂されていたので体力をつけて見に行かないとダメかしら?と思っていたら、そんな事ありませんでした。
それにしても菊地凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたのは不思議です。
なぜでしょう?映画を見る前は同じ日本人の活躍が認められたと素直に喜んでいたのですが、映画を見たら素直に喜べなくなってしまいました。

バベル BABEL 
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 
脚本:ギジェルモ・アリアガ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ   
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子、アドリアナ・バラッザ
2006年 アメリカ

babel.jpg

<あらすじと感想>
この映画はあらすじをご説明するような映画ではなく、「アモーレス・ペロス」のように複数の場所で起こっているストーリーがひとつに収束していく展開になっています。
シーン1: アメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)は子供の死をきっかけに壊れてしまった夫婦の絆を取り戻すために旅をしている
シーン2: モロッコの小さな村でヤギを飼って暮らしている一家。コヨーテからヤギを守る為、知り合いから猟銃を手にいれ、ヤギの世話をする幼い息子達に手渡す。
シーン3: 東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)は、母の自殺後、父親(役所広司)と二人暮し、豊かな生活をしているが、満たされない日々にいら立ちを感じていた。
シーン4:リチャード夫妻の子供をあずかっているメキシコ人家政婦はどうしても息子の結婚式に出たいと思っているが、うまく休暇の調整ができない。遠くモロッコに旅行中の夫妻に無断で彼らの2人の子供を連れてメキシコの式場へとむかった。

お互いに理解しあえない人間同士を国家、家族と単位の大小を問わずに描きだそうとしている。
言葉によって招かれる又は、話されない言葉によって招かれる誤解や悲劇、日常の中の出来事の連鎖によって取り返しがつかない破壊が招かれる・・・
結局、壊すも修復するも全て人間なんだよ・・・というメッセージを感じました。
それにしても日本の女子高生の描写はあまりにも即物的過ぎませんか?
菊池さんはその脱ぎっぷりの良さを世界的に評価されたのか?と監督の演出の中には少しがっかりな点もありました。
見方はいろいろです。さて、皆様はどう見るか?
posted by Chica at 04:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ガエル君は陰が薄かったという事でしょうか??
「バベル」…気になりつつ、いまいち観たい!と思い切れない何かがありました。
やっぱり観ないかな〜(笑)

オゾン監督の方が気になりました。
ジャンヌ・モロー好きだし。
Posted by fafa at 2007年05月17日 23:24
fafa様
ガエル君、残念ながら影が薄かったです・・・
ハリウッド映画で彼の魅力が出るキャスティングをしてもらうまでに時間がかかりそうですね。

ジャンヌ・モローおばあちゃんになりましたが、相変わらずいい女オーラ出てましたよ。
さすがジャン・コクトーにスフィンクスと呼ばれていただけのことはあります。素晴らしい女優です。
Posted by chica at 2007年05月24日 00:14
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