2006年04月18日

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

フランスの作家エリック・エマニュエル・シュミットが、コーランと祖父の思い出を基に書いた一人芝居が原作のこの映画、名優オマー・シャリフが2003年のヴェネツィア国際映画祭で特別功労賞を受賞した他、ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされ世界的に評判でした。かわいい
chicaもチェックしていたのですが、週末やっとDVDで見ることが出来ました。

イブラヒムおじさんとコーランの花たちかわいい
Monsieur Ibrahim et les fleurs du coran
監督:フランソワ・デュペイロン
原作:エリック・エマニュエル・シュミット
出演:オマー・シャリフ、ピエール・ブーランジェ、イザベル・ルノー、イザベル・アジャーニ
2003年フランス
オマーシャリフ.jpg
<あらすじと感想>
舞台は1960年代初頭のパリ。モモ(ピエール・ブーランジェ)はユダヤ人の多く住むブルー通りのアパルトマンで父親と暮らしている。
母はモモが生まれてすぐ兄のポポルを連れて家を出てしまったのでモモには母親の記憶が無い。
陰鬱な父親と二人きりの寂しい生活、そして常に優等生だったという兄と比べられ、ことある毎に父から小言を言われるのを切なく思う日々。家
モモの部屋の窓からは通りの娼婦たちの姿が眺められる。男達の動きを真似て彼女達の誘い方の練習をしていたが、ついに自分のお誕生日に貯金箱の小銭を持って向かいのアラブ人の老人イブラヒム(オマー・シャリフ)が営む食料品店へ行き、練習の成果を果たす為に両替をお願いした。キスマーク
モモがこの店で万引きしている事もなんで両替に来たのかも全てお見通しのイブラヒムおじいさん、彼はモモを追求したりせず、代わりに生活の知恵(古いパンをあぶって食べたり、コーヒーにチコリを混ぜる倹約の方法)のアドバイスをしてくれていた。
そんなイブラヒムにモモは父親からは得られない愛情を感じ、買い物以外の相談事を持ってお店にやって来るようになる。晴れ
人生の晩秋にさしかかった老人と孤独な少年が出逢い、2人の交流を通して少年は人生について少しずつ学んでいく。けっして大げさではなく、淡々と人種や世代の壁を超えた人間同士の絆を描く素敵な映画でした。ハートたち(複数ハート)
オーディションで選ばれたというモモ役の少年もキュートで魅力的ですが、あのアラビアのロレンスに出ていたあのオマー・シャリフの「いぶし銀の魅力」に浸れる映画です。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)
posted by Chica at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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