2008年02月27日

第80回アカデミー賞発表!

今年は脚本家協会のストで開催が危ぶまれていた授賞式でしたが、2月24日(日本時間25日)無事にハリウッドのコダック・シアターで開催されました。
ストも無事決着がついたそうなので、ヤレヤレですね。

今回はコーエン兄弟監督の「ノーカントリー」とダニエル・デイ・ルイス主演の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」が8部門、次いでキーラ・ナイトレイの「つぐない」とジョージ・クルーニーの「フィクサー」7部門と混戦状態です。
どれも日本にまだ来ていない作品のせいか、ちょっと地味目なラインアップと思われがちですが、受賞後に派手な宣伝合戦が予想されます。

ダニエル・デイ・ルイスとコーエン兄弟の受賞は納得でしたが、主演女優賞のマリオン・コティヤールは意外でした。
「ノーカントリー」と「フィクサー」そして脚本賞を受賞したJUNOは是非見てみたいと思います。
更に外国語映画賞にノミネートされた浅野忠信さんが話題となりました。カザフスタン映画「モンゴル」は受賞とはなりませんでしたが、浅野忠信さん好きな俳優さんですし、要チェックです。

受賞リスト:★印が受賞者/作品
■作品賞
★ノーカントリー
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
フィクサー
つぐない
JUNO

■監督賞
★ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)
ポール・トーマス・アンダーソン(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
トニー・ギルロイ(フィクサー)
ジェイソン・ライトマン(JUNO ジュノ)
ジュリアン・シュナーベル(潜水服は蝶の夢を見る)

■主演男優賞
★ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
ジョージ・クルーニー(フィクサー)
ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
ビゴ・モーテンセン(Eastern Promises(原))
トミー・リー・ジョーンズ(告発のとき)
daylwis.jpg

■主演女優賞
★マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の賛歌)
ジュリー・クリスティ(アウェイ・フロム・ハー 君を想う)
ケイト・ブランシェット(エリザベス:ゴールデン・エイジ)
ローラ・リニー(The Savages(原))
エレン・ペイジ(JUNO ジュノ)

アカデミー.jpg

■助演男優賞
★ハビエル・バルデム(ノーカントリー)
トム・ウィルキンソン(フィクサー)
ケイシー・アフレック(ジェシー・ジェームズの暗殺)
フィリップ・シーモア・ホフマン(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー)
ハル・ホルブルック(イントゥ・ザ・ワイルド(原))

■助演女優賞
★ティルダ・スウィントン(フィクサー)
ケイト・ブランシェット(アイム・ノット・ゼア)
ルビー・ディー(アメリカン・ギャングスター)
シアーシャ・ローナン(つぐない)
エイミー・ライアン(Gone Baby Gone(原))


■脚本賞
★JUNO/ジュノ
ラース・アンド・ザ・リアル・ガール(原題)
フィクサー
レミーのおいしいレストラン
ザ・サヴェッジズ(原題)

■外国語映画賞
★ヒトラーの贋札(オーストリア/ステファン・ルツォヴィッキー監督)
ボーフォート レバノンからの撤退(イスラエル/ヨセフ・セダー監督)
モンゴル(カザフスタン/セルゲイ・ボドロフ監督、浅野忠信主演)
Katyn(原)(ポーランド/アンジェイ・ワイダ監督)
12(原)(ロシア/ニキータ・ミハルコフ監督)

■長編アニメーション映画賞
★レミーのおいしいレストラン
ペルセポリス
サーフズ・アップ

■ドキュメンタリー映画賞(長編)
No End In Sight
Operation Homecoming:Writing The Wartime Experience
シッコ(マイケル・ムーア監督)
★闇へ(アレックス・ギブニー監督)
War/Dance
posted by Chica at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

脚本家の乱

ハリウッドでは依然、脚本家組合がストを続けているようですね。
先日もスターが集まる映画賞の華のひとつ「ゴールデングローブ賞」の授賞式がキャンセルになるなど、彼らのストによる影響はとても大きいのです。
既に脚本の遅延で「24」などの人気TVシリーズの製作や映画「ダヴィンチコード」の続編の撮影が遅れたりしているそうです。

更には、映画界最大のイベント「アカデミー賞」の授賞式もキャンセルになるかもしれない!?ということで、彼らのストライキはハリウッドの映画界に激震を与えているだけでなく、映画産業に関わるその他おおくの業界への経済的ダメージも大きくなるばかりです。
ニュースによるとアカデミー賞授賞式がもし中止になれば1億3000万ドルの損失が出るそうです。
このほかにも、ストでの経済的ダメージを補填する為、メジャースタジオで数百人単位でスタッフが解雇される・・・とか、タレントエージェンシーでは給料が20%カット・・・などという噂まで出ているようです。
このままでは、映画産業で働いて人たちにとっては死活問題になりかねません。

日本では近年こんなに社会的にも影響があるストなど行われた事はないと思います。
もともと「言わずして分かり合う」「1を聞いて10を知れ」のお国柄、対外的な主張や交渉が苦手な国に生まれた私にとっては、ここまで関係のない人様に多大なるご迷惑をかけてもまだまだストを続行する脚本家達の強さに驚かされます。

交渉相手である映画会社に何度訴えても駄目だった末に起こったストライキだとは思いますが、主張することが当たり前の社会、しかもハリウッドで生き抜くためにはこれくらいタフじゃないと駄目なのかもしれませんね。
自分の信じることを行うと言うことはシンプルですがとても難しいことだなぁと改めて思う、出来事です。
posted by Chica at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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