2006年12月20日

理想の女(ひと)

濃厚系悩殺クイーンのスカーレット・ヨハンソンキスマークと、薄幸系ヘレン・ハントが主演の映画です。
スカーレットが純真無垢な若い人妻、ハントが恋愛マスター、ファム・ファタル役です。カチンコ
(個人的にはヘレン・ハントの鼻声ではファム・ファタルにはなれないような気がします。魅惑的な声も運命の女の必要条件ですものね。)

A Good Woman 黒ハート
監督:マイク・バーカー
原作:オスカー・ワイルド
出演:スカーレット・ヨハンソン、ヘレン・ハント、トム・ウィルキング
2004年スペイン・イタリア・イギリス・ルクセンブルク・アメリカ
a_good_woman1.jpg
<あらすじと感想>
舞台は1930年イタリアの高級別荘地アマルフィ。リゾート
度重なるスキャンダルでNYの社交界(の奥方達)から追い出されるようにしてヨーロッパに来た奔放で魅力的な女性ステラ・アーリン(ヘレン・ハント)。起死回生を狙う彼女はそこで社交界の新婚おしどり夫婦ロバートとメグと出会う。ムード
間もなくアーリンとロバートとの関係が噂され、社交界に波紋を呼ぶことに・・・純真な新妻メグは名うての悪女アーリン夫人に翻弄されてしまうのか・・・
噂に華を咲かせて退屈な生活を紛らわそうとするご夫人達、密かにメグを狙うプレイボーイのダーリントン卿、アーリン夫人に思いを寄せる資産家・・・と様々な思惑がうごめく優雅で華やかな社交界の人間模様が描かれております。
お金持ちは暇ですから、噂話が大好きなのですね。人間暇だと何をしだすかわかったものではありません。社交界はきらびやかではありますが、実態はどんなに無法地帯だったのでしょう・・・考えると怖くなります。ぶるっ
原作はオスカー・ワイルドの「ウィダミア夫人の扇」その名の通り、扇がお話の鍵となる洒落たお話です。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)
余談ですが、なんで英語の映画タイトルがA Good Womanなのかしら?原作の題名は
Lady Windermere's Fanなのに・・・アメリカの映画制作者達ってセンスが無いわね。
日本語タイトルの「理想の女」も英語タイトルから来ているとおもうけれど、私は「ウィダミア夫人の扇」というタイトルの方が好みです。ぴかぴか(新しい)
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2006年12月18日

スパングリッシュ

他人事とは思えないタイトルだったので思わず見てしましいました。(笑)

スパングリッシュ晴れ
SPANGLISH
監督:ジェームズ・L・ブルックス
脚本: ジェームズ・L・ブルックス
音楽:ハンス・ジマー
出演:アダム・サンドラー、ティア・レオニー、パズ・ヴェガ映画
2004年 アメリカ
スパングリッシュ.jpg
<あらすじと感想>
舞台はアメリカ、夫に出て行かれてしまったフロール(パズ・ヴェガ)は幼い娘と2人故郷のメキシコを離れロサンジェルスへの移住を決意した。
英語が話せない彼女が小さな少女の手をひいてたどり着いたのはLAびヒスパニック街。リゾート
彼女はアメリカの中のメキシコで2年間暮らしたのち、娘の教育費のことを考えてスペイン語圏を飛び出して仕事を見つける事を決意した。
そして有名なシェフ、ジョン(アダム・サンドラー)の家の家政婦として働くことになる。裕福で幸せそうなジョン一家だったが、ジョンの妻デボラ(ティア・レオニー)は職を失ってノイローゼ気味で、彼女と小太りで冴えない一人娘との関係はぎくしゃくしていた。元歌手だったという彼女の母はアル中・・・とそれぞれに問題を抱えていた。猫
スペイン語しか話せないフロールは日々奮闘していたが、仕事先だけではなくアメリカの文化を存分に吸収して育った愛娘との間にも次第に溝が出来て・・・
ラテン魂を持つフロールという女性を通して、2つの家族のありようが変化し、家族の絆が強まって行くというストーリーはちょっとテンコ盛りかなとは思いますが、笑える&じんと来るエピソード満載です。いかにもアメリカ的ですが良く出来たお話ですかわいい
さすがは「恋愛小説家」のブルックス作品です。

主演のパズ・ヴェガは「カルメン」で見た時よりも地味な役柄ながら女っぷりが上がっておりました。キスマーク 撮影時彼女は英語が話せず、全て通訳を通じての演技、撮影だったとのことですが、今やラテン美女の代名詞ペネロペ・クルスと並んで今後彼女もハリウッド映画に意欲的に出てくるのでしょうか?
この映画でかなりのコメディエンヌぶりを発揮しているのはデボラ役のティア・レオニーです。あまりになりきっているので痛々しかったです。
フロールとジョンの叶わぬ恋もありますが、世の中をわきまえるキチンとした女性として描かれているフロールは、娘との未来をちゃんと考えて、ジョンの気持ちもちゃんと受け止めた上で、彼との恋を実らせずに「未然」に去って行きます。フロールは自分で決断する強さを持つ、強くて良識ある女性として描かれています。
そんな母親の素晴らしさを理解し、母親同様に素敵な女性に成長する娘の言葉にラストはきっと感動するでしょう。ぴかぴか(新しい)
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2006年12月17日

エヴァの匂い

いまだ健在の伝説の女優ジャンヌ・モロー主演の映画です。キスマーク
彼女は美人の範疇からはかなりそれておりますが、フランス女性ならではの独特の魅力と自信に満ち溢れた吸引力の強い女性です。ジャン・コクトーは彼女のことを「スフィンクス」と呼んでいたそうですが、云い得て妙です。
個人的にこの時代のお洋服やヘアスタイル、とても好きなので、ファンションも楽しめました。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)

エヴァの匂い
監督:ジョセフ・ロージー
原作:ジェームズ・ハードリー・チェイス
脚本:ヒューゴ・バトラー、エヴァン・ジョーンズ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ジャンヌ・モロー、スタンリー・ベイカー、ヴィルナ・リージ、リザ・ガストーニ、
1962年 フランス 映画
<あらすじと感想>
舞台はイタリアのベネチアとローマ。社交界で浮き名を流し、男性を虜(カモ)にして生きている究極のファム・ファタル、エヴァ(ジャンヌ・モロー)と、ふとした出会いから彼女に魅入られてしまったイギリスの炭坑町出身の人気作家をメインにしたお話です。
白黒の画面がゆっくりとベネチアの大運河を映し出す光景からして、退廃的なムードが漂います。エヴァの妖艶な眼差しに翻弄される男達、彼女の行くところ常に新しい獲物が現れる・・・。登場人物が全てエトランジェであるため、彼らには生活観と言うものが無い、
美しい恋人をライバルから奪い取り結婚した作家だったが、妻の出張中に奔放なエヴァとベッドを共にしているところを出張していたハズの妻に見つけられてしまう。カチンコ
妻は逃げるようにその場を立ち去り自殺。作家は永遠に妻を失い、同時にエヴァからも失望されてしまう。妻を失った彼は、惨めにもエヴァを追いかけ回す。
そんな作家にエヴァは言い放つ、「みじめな男!」
こんなセリフを言い放っても凛としていて魅力的、ジャンヌ・モローはさすがです。
彼女の退廃的な色香が、香水が、煙草の残り香が、モノクロームベニスの街に匂います。ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
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2006年12月14日

ダンシング・ハバナ

先週日曜日、日芸の卒業制作展覧会に行こうと思ったらなんと日曜日は展示がお休みでした。その代わりに大学では日芸演劇部ダンス課の発表会を開催していたので、それを見てきました。(最近ダンスに呼ばれているような気がします)るんるん
と言う訳で、12月第一弾にご紹介する映画はダンス関係のものを・・・
パトリック・スウェイジ主演伝説のダンス青春映画Dirty dancing(笑)の続編である、ダンシング・ハバナをご紹介します。カチンコ
(主演がスペインの人気若手俳優ディエゴ・ルナだったので見ました)
DIRTY DANCING: HAVANA NIGHTS
監督:ガイ・ファーランド
出演:ディエゴ・ルナ,ロモーラ・ガライ、セーラ・ウォード,ジョン・スラッテリー
アメリカ 2004年
<あらすじと感想>
時は1958年、舞台は革命前のキューバ!リゾート 晴れ
高校生のケイティ(ロモーラ・ガライ)は親の転勤で家族と一緒にキューバへ。当時のアメリカ人達はまるで彼らが特権階級であるかのように振舞うっており、地元の市民達の間に交流も無く、「隔離されたパラダイス」でほぼアメリカと変わらぬ生活をしていた。
優等生のケイテイの両親は元社交ダンスのチャンピオン、彼女も社交ダンスには多少の覚えがある身、たいくつな日常生活から抜け出すため、ホテル主催のダンス教室に顔をだしたりしていた。(ここの先生役がパトリック・スウェイジ(笑))わーい(嬉しい顔)
新しい生活にもスノッブな仲間達にも馴染めないケイティはある日、街中で楽しそうに踊る市民達をみかけ魅了される。ハバナの街ではいたるところでキューバ音楽や、ダンスをしている人がおり、彼らは生きるということを心から楽しんでいるように見えた。
そんなハバナの町の真の姿を見つけた彼女、そこで出会った生き生きとダンスを踊る青年ハビエル(ディエゴ・ルナ)に心を奪われる
実はハビエルは彼女の住んでいるホテルの従業員として働いており、革命運動に加担していたと誤解され射殺された父親、革命運動に身を捧げる兄のかわりに家庭を支えていた。
アメリカから来た特権階級のお嬢様と地元青年の恋は許されるはずもなく、ちょっと親しくしただけでハビエルはホテルの仕事をクビにされてしまった。
それでもケイティは街でみかけたハビエルの自由で喜びに満ちたダンスが忘れられず、彼のアメリカに亡命したいと言う希望とあいまってホテル主催の賞金付きの「ダンス大会」に出場することに・・・

主演のディエゴ・ルナ、決してハンサムではないけれどキュートな顔立ちで、社交ダンスも上手くないけれど踊ってる姿がとても自然で楽しそう。(彼はラテン的な過剰なセクシーダンスを踊っても過剰なホルモンが出ない。不思議と爽やかです)
彼のまるで少年のような笑顔にケイティじゃなくても、クラッと来るかも。
一方ケイティはダンスが上手だから主役に採用されたような感じです。
ハバナの革命と動乱の中、ダンスを通して通じ合う二人・・・
絵に描いたようなダンス青春映画です。映画
posted by Chica at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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